猟友会で、揃って狩猟に出かける日。うさぎ狩りと称して、猟期中に2,3回ほど設定されるのだ。
ウサギと冠しているが、実際にはニホンジカかイノシシの有害獣駆除となる。
和泉支部10名中、6名が参加。
まずは、普段なかなか行く機会の無い、ダムの向こう側へ。
十数頭ものシカの姿を確認しているという。
斜面を上って下って歩いて、森林のなかを行軍。
獲物がいるだろう辺りを囲い込む形で、各自が配置に付いていく。巻き狩りというスタイル。
シカによって樹皮を剥がされた木々が、たくさん確認できた。
植物が被害を受け、山や森が壊れていけば、人間や生態系にも影響を及ぼす。
有害獣は全国的に増えているというから、長期的な視点で見ても駆除が必要になるわけだ。
とはいえ突き詰めれば、やはり人間のエゴになるのだろう。正解は、まだ分からない。
いるはずの団体さんは、どこかに隠れてしまったのか巻いた範囲にいなかったのか、見つからず。
それでも4頭が捕獲された。
深い雪のなかを移動するのは、時間がかかる。この場所で、朝から昼下がりまで。
別の場所へ移動し、かなりの急峻を息を上げながら尾根まで行き、こちらも巻き狩り。
そして僕の手によって、1頭が仕留められた。(※念のため、画像に処理を施している)
「佐宗と獲物の写真を撮ってやりたかったんや」ということで、撮影してもらった。
あんまり好きじゃないけど。笑顔で骸を掲げてる写真とか、見てて気分の良いものではないからね。
6人で5頭。数としては、まずまずというか、御の字のようだ。
そのあとすぐ、懇親会。
いつものようにコンパニオンのお姐さん方も呼ばれ、賑やかに盛り上がるのであった。
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