2016年6月14日火曜日

【6月13日(月)】 無邪気だった季節をちょっと 引っぱり出してみたんだ [住民81日目]

協議会の仕事は例によって細々とした事務作業と、


加工所での荷解きなど。
消耗品でも、購入したという証拠写真を撮っておかねばならない。


山菜等を活用した加工品を製造・販売していくのに、営業許可も取る方向で動いている。
よって、衛生面もしっかりしていかなければならない。


水周りの物を置く棚を組み立てたり。これくらいは御茶の子であるが、消耗品として認められるのかが、やや心配。
当交付金事業は三年計画なので、資材や需用品の場合、耐用年数が三年未満のものしか交付対象とならない。
公金が絡むものは、細かいっすね。


夜は子ども英語教室、シーズンⅡのレッスン8。今月は「世代間交流」ということで、大人にもご参加いただいている。
そして今週と再来週は、朝日地区の道場で開催。過去のブログで何度も登場しているが今いちど説明すると、

和泉地区には、お寺が存在しない。その代わり各集落には道場が存在し、中には立派な仏壇が備えられている。
報恩講などの地区行事や冠婚葬祭などでつかわれてきたわけだが、昨今は やはりというべきか、影が薄くなってきている。
そんな道場の利用促進という意味も、この世代間交流には込められているようだ。


未就学児から大人まで、過去最高となる20名が参加してくれた。
英語圏のキッズソング「Hokey Pokey(ホーキーポーキー)」で歌い踊ってウォーミングアップしてもらい、


ひと足はやいけど、夏に関するボキャブラリーを12ワード導入。スイカ・わたあめ・砂浜・ひまわり・花火など。
どれも意外と聞き慣れないが、特に今回ディフィカルトなのは、かき氷・蚊・ウナギ、あたりか。

自分のカードが何か推測する「What's on your head?」をし、「What's this?」「It's ~」のセンテンスを軽く練習したら、


5人が同時に発声した、異なる単語を聴き取るゲーム。
緑のふるさと協力隊の事前研修で、そういえば朝一のアクティビティでやったなと、ふと思い出したので。
3人ぶんくらいまではいけるが、最後の方が難しい。何度か繰り返してもらいパーフェクト回答を得て、メンバーを変え3セット。
最後にアルファベットの発音練習をしたら、今回はおしまい。

子どもだけでも割合プレッシャーというか、いつも緊張感はあるのだが、大人がいると尚更。
授業参観のようで、実は結構な重圧を感じる。でもそれなりに楽しんでくれていた、ように思ったので良かったかな。


公民館に移動したら、青葉の笛保存顕彰会による篠笛の練習。
自主練習が全くできていないため高い音が出づらくなっているが、吹いているうち徐々にではあるが取り戻していく。

繊細な楽器だから、精神状態や体調もそのまま反映されてくるのだ。
自信を持って演奏せねば不協和音しか生み出さないので、メンタルを鍛えるのにも一役買いそうである。


2016年6月13日月曜日

【6月10-12日(金-日)】 物憂げな 6月の雨に 打たれて [住民78-80日目]

6月10日(金)

協議会で使っている、加工所。山菜の加工品等をつくるのに使用する滅菌釜は、一年に一回の整備点検及び検査が必要。
その立ち合いやら説明を聞くなどのため、ほぼ一日、張りつくことに。


途中の空いた時間に少し、向かいの方にある和泉保育園へ遊びに行く。
子どもたちと戯れていると癒やされるのだが、


どうもこの日は、心がざわついていた。
協議会での仕事に対するモヤモヤが、積もり重なってきているのか。

内部的な書類や処理でもいちいちお伺いを立て捺印を貰わないといけなかったり、
交付金事業だから仕方ないとはいえ馬鹿ばかしいような細かい部分まで気にかけないといけなかったり、
実質リーダー的に動いてる人の秘書だか小間使いだかのように動いていたり、
委託先のおんちゃんに やや上から物を言われたり時々呼び捨てにされたり、
事務局側とワーキングチーム側に板挟みされる面倒くさい構図の立場にいたり、
協議会の仕事してないときでも電話やらFacebookのメッセージやら入ってきてウザったかったり、
まあ「仕事」ってそんなもんかもしれないけどでも月に15日ぶんの勤務で時給787円だったり、
協議会の取り組みは まあおもしろいとは思うけどそんな安い仕事として携わるとなると興味も失せるよねと思ったり、
けっきょく金かよ利害で動くのが嫌いとかほざいてた手前が対価求めてんじゃねえかと自己嫌悪したり。

細かい事案と、この「本職」以外にも想うところと、多々堆積しているようだ。
イライラし、ブログを書く気力も無かった。


6月11日(土)

まんまるサイト」のバイトで、大野市は阪谷(さかだに)地区にある円山(まるやま)公園の整備。
午前中は側溝の掃除をし、午後は草刈り。無料で使用できるという広場&BBQスペースは、写真の奥下にもまだ広がっている。


刈払(かりはらい)機なんて見たことも使ったこともなーい、という都会人のために説明すると、この道具には2タイプある。
草刈り、というと一般的には刃のイメージだろう。鬱蒼としていたり長め・太めの植物が多い場所には適している。
反面、怪我を伴う事故につながる危険を孕んでいたり、細かいところまでは綺麗に刈れないという短所も有する。

そこで使い分けられるのが、写真手前のようなナイロンコードのタイプ。紐を高速回転させることで刈っていくのだ。
背の低い雑草を処理したり、より丁寧に手入れしたいところなどには、これである。


例えばこのように、細かい草たちの生えた斜面が、


こんな感じになる。すっきり。


ただ、この紐タイプにも短所がある。
接触したもの、例えば硬質の植物や小石や時に中石などが飛び散り、体に ばしばし当たり、痛いのだ。
フェイスガードをし前掛けをし挑むも、その隙間を縫っては被弾。あたっ、いたっ、という呟きはカラスだけが聞いていた。

けっこうな汗をかき、終わったあとには手の震えも残り、程よい疲労感。
草刈りというのは えらい作業だが、まあ仕事してる感はあるかな。


6月12日(日)

GWの一時帰省以来、40日ぶりくらいか。何も予定が無い、休日という感覚のある一日。

とはいえ、やらねばならないことは多々あるのだが。
明日の子ども英語教室の内容を考えたり、とある計画書的なものをつくらないといけなかったり、
銃の教習認定申請に向けての用意だったり、家の掃除だったり。

ろくに何も進まず気力も湧かず、だらだらと時間だけが過ぎていく。


夕方だけ畑に行き、こちらのお母さんと一緒に、最後の一畝に苗を植える。
とりあえずこれで全部、二千本以上は植わったが、根付かず枯れてしまったものも多いので植え替えが必要だ。


ネキリムシという、その名の通り根を食い切ってしまう虫がいる。こいつを寄せ付けないため、赤い薬をひとつまみずつ落とす。
「農薬」であるわけだが、これをしないとそもそも育たないので仕方ない。

さて、僕が本職や副職やその他諸々に時間を取られている間にも、お母さんが少しずつ進めてくれていた。
なかなか進捗しない畑に周りの人たちからも何のかんのと言われ、嫌な想いもされたようである。
自分が至らないために中途半端なことになってしまい、申し訳ない気持ちしかない。
僕ひとりではどうにもならないので、今さらながら、協同でやりましょうということになった。
威勢よく引き受けたくせに、情けねえやな。



あらゆることに、釈然としない何かが付きまとっている最近。何を誰にどう相談したら良いのかも分からない。
雨雲は晴れないが、時間が経てば青空を見せてくれるだろうか。

いわゆる六月病と、再発した中二病と、同時に罹患している感はある。


2016年6月9日木曜日

【6月9日(木)】 今日は起きないぞ 夢の続き 見るんだ [住民77日目]

午前中は休みにした。
ケータイの目覚まし機能に起こされない朝は、一ヶ月以上ぶりである。
GWの一時帰省から帰って以来、本職や副職や畑や猟銃講習など、やることが尽きなかったので。

布団と戯れていられる時間は、至福のひととき。


午後からは協議会の仕事。
夕方、あるお母さんがパンを差し入れてくれた。街へ下りた際に買ってきてくれたという。ありがたいことです。
食パン以外を喰らい小腹を満たしたら、


夜は協議会ワーキングチームの会議。

人によっては今週の四日間連続で、それぞれ別の会合に出席している方もいるようだ。
一人ひとりが色々な役割を担う田舎は、都会よりもよっぽど忙しいもんである。


【6月8日(水)】 What a cocky saucy monkey this one is [住民76日目]

協議会の仕事では、労働保険に係る申告書を作成する。
記入例を一見すると煩雑そうだが、事務局員ひとり分だけなので実際はシンプル。
昨年度に支払われた賃金と、今年度の概算額を基に計算するだけだ。

将来的に別の場面でつくることがあるかもしれないし、細かいがこれもまた、良い経験といえる部分ではある。


お昼に家へ戻ると、差し入れが置いてあった。ありがとうございます。
福井県で日本酒といえば、一本義。宴の席にもお神酒としても、だいたい登場する逸品だ。


午後は、街へ下りていく。途中、川を渡るサルの群れに出くわした。
都会の人は得てして珍しいとか可愛いとか言うが、田舎にしてみれば憎き存在だ。
獣による畑などの被害は甚大。近い将来、有害獣駆除の役に立てるよう、


いま動いているところ。大野警察署の生活安全課を訪れ、申請書をいただいてきた。
このあいだ講習は受けてきたので、今度は射撃教習。だがそれをするに当たっても、資格認定を受けなければならない。
「銃の練習をしたい」という時点で、危ない奴じゃないかどうか、当局による調査が入るのである。ごもっともだ。

本来の目的である協議会の庶務のため、街の事務用品店へ。市役所本庁を訪れ少しお話しをし、


和泉に帰ってきたら、日が暮れるまで小一時間ほど畑しごと。
穴馬(あなま)スイートコーンの苗植えは、だいぶ落ち着いてきた。
大きく育ってきたものを順次、パレットから大地に引っ越ししていけば良い。


夜、超久しぶりに料理をした。食材を適当に鍋にぶち込んで、ルウを溶かしただけだけども。
図らずも、九頭竜まいたけ・穴馬スイートコーン(冷凍保存していた、昨年のもの)・猪肉ソーセージ、の和泉カレーとなった。
見た目はアレでも、味は悪くない。


2016年6月7日火曜日

【6月7日(火)】 明日になって 空が晴れたら [住民75日目]

午前中は協議会の仕事をし、午後は畑へ。この流れがパターン化しつつあるな。


二週間ほど前、はじめに植えたスイートコーンの苗は、しっかり根付いたようだ。

ぼちぼち追肥をしなければならないし、苗植えも二畝余り残っている。
水やりや土寄せやサルよけのネット張りや周囲の草刈りや、畑しごとは無限にある。時間が許す限り、やっていこう。

夕方は公民館に戻って小一時間ほど、また協議会の仕事。


夜は、週に一度のコーラス。


超珍しいことに全メンバーが揃い、新隊員も参加してくれた。

最近は「おぼろ月夜」「鯉のぼり」「さらばナポリ」「Smile Again」などを練習している。
もともと知らない曲でも、やってるうちにメロディを掴んでくるのが楽しい。
僕は基本的に低音の担当だが、これも歌えるようになってくると、おもしろいものだ。

先生を含め、9名の大所帯。
賑やかな笑い声と美しいハーモニーが、小雨の降る夜に溶け込んでいくのであった。


【6月6日(月)】 日暮れて道遠し [住民74日目]

出勤前、近所のお母さんから電話があり何かと思ったら、ごはん炊いたで取りに来るか?とのこと。
ありがたく頂戴し、おいしくいただきました。


午前中は協議会の仕事をし、午後は畑。
こちらのお母さんがだいぶ植えてくださっており、今日も手伝ってくださったおかげで、13畝中9畝ほど終了。

本来ならば風で倒れるのを防ぐためネットを張るのだが、この畑では したことがないらしい。
いずれにしても、もう苗が植わっているところにはできないし、既に穴が空いているマルチの上からではズレが出るし、
どんどん植え付けをしていかなあかんし。風にやられた場合は、一つひとつ起こしていくこととした。


夜は子ども英語教室、シーズンⅡの第7回。
今月は「世代間交流」の一環として、年齢に制限を設けず行うこととなった。
ちなみに新隊員も、海外ボランティアの経験などを今度話してくれるようだ。楽しみである。


いつもの小学生たちに加え、親御さんをはじめ数名の大人と未就学児が参加してくれる。
大人たちに自己紹介してもらい、じゃんけん列車英語バージョンでウォームアップし、


持って来てくれた英語かるたで遊ぶ。盛り上がってはいたのだが、実はこの遊び、英語教育にはあまり適していない。
年齢などによって明らかに差が出てくるし、取れない子は落ち込むうえ英語への抵抗心が生まれる可能性もある。
更には発話も無いし、意外と時間もかかるのだ。

最後に発音練習もしたものの、結局ここまでで終わってしまい、どこか不完全燃焼感。
次回は、みんなで楽しめるようなレッスンを組み立てないとな。

英語のあとは、青葉の笛保存顕彰会による篠笛の練習。
高い音が、どうにも出づらくなっている。普段は上手く時間を取れず、吹いているのは週に一度、この時だけだからな。

色々と手を出し過ぎており、どれも中途半端になりかけている。このままでは、よろしくない。


2016年6月6日月曜日

【6月5日(日)】 門前雀羅を張る [住民73日目]

昨日に続き、繰舟(くりふね)のバイト船頭。


天候は悪くなく、じんわりと暑いくらい。
だがお客さんは皆無で、もはや開店休業に近い状態である。


ジョギングやサイクリングをする人たちは、ぼちぼち河川敷を往来している。
しかし、足を止めて乗船する人はなかなかいない。たまに食い付いてくれるのは親子連れや、散歩中の高齢者の方くらいだ。

そもそも人が歩いていないので、呼び込みようもない。4月のときのように祭でもあれば、嫌でもどんどん来るのだが。
利用者を増やすには、これのために足を運んでもらえるよう、宣伝する必要があるのだろう。


けっきょく参加者は、一日で20人ほどだった。利益目的じゃ無いからまあ良いとはいえ、まあ良くは無いな。

東京から応援に来た方や、県の職員さん、県内在住で手伝いに来た方、神奈川から移住してきた方など、
新たな人たちと出逢い交流できるのは、こういう場に顔を出す利点の一つ。
色々な人々と様々な話をするのは、面白いもんである。

しばらく出航は無く、次の繰舟は8月に入ってから。興味のある方は、ぜひ一度どうぞ。