6月10日(金)
協議会で使っている、加工所。山菜の加工品等をつくるのに使用する滅菌釜は、一年に一回の整備点検及び検査が必要。
その立ち合いやら説明を聞くなどのため、ほぼ一日、張りつくことに。
途中の空いた時間に少し、向かいの方にある和泉保育園へ遊びに行く。
子どもたちと戯れていると癒やされるのだが、
どうもこの日は、心がざわついていた。
協議会での仕事に対するモヤモヤが、積もり重なってきているのか。
内部的な書類や処理でもいちいちお伺いを立て捺印を貰わないといけなかったり、
交付金事業だから仕方ないとはいえ馬鹿ばかしいような細かい部分まで気にかけないといけなかったり、
実質リーダー的に動いてる人の秘書だか小間使いだかのように動いていたり、
委託先のおんちゃんに やや上から物を言われたり時々呼び捨てにされたり、
事務局側とワーキングチーム側に板挟みされる面倒くさい構図の立場にいたり、
協議会の仕事してないときでも電話やらFacebookのメッセージやら入ってきてウザったかったり、
まあ「仕事」ってそんなもんかもしれないけどでも月に15日ぶんの勤務で時給787円だったり、
協議会の取り組みは まあおもしろいとは思うけどそんな安い仕事として携わるとなると興味も失せるよねと思ったり、
けっきょく金かよ利害で動くのが嫌いとかほざいてた手前が対価求めてんじゃねえかと自己嫌悪したり。
細かい事案と、この「本職」以外にも想うところと、多々堆積しているようだ。
イライラし、ブログを書く気力も無かった。
6月11日(土)
「まんまるサイト」のバイトで、大野市は阪谷(さかだに)地区にある円山(まるやま)公園の整備。
午前中は側溝の掃除をし、午後は草刈り。無料で使用できるという広場&BBQスペースは、写真の奥下にもまだ広がっている。
刈払(かりはらい)機なんて見たことも使ったこともなーい、という都会人のために説明すると、この道具には2タイプある。
草刈り、というと一般的には刃のイメージだろう。鬱蒼としていたり長め・太めの植物が多い場所には適している。
反面、怪我を伴う事故につながる危険を孕んでいたり、細かいところまでは綺麗に刈れないという短所も有する。
そこで使い分けられるのが、写真手前のようなナイロンコードのタイプ。紐を高速回転させることで刈っていくのだ。
背の低い雑草を処理したり、より丁寧に手入れしたいところなどには、これである。
例えばこのように、細かい草たちの生えた斜面が、
こんな感じになる。すっきり。
ただ、この紐タイプにも短所がある。
接触したもの、例えば硬質の植物や小石や時に中石などが飛び散り、体に ばしばし当たり、痛いのだ。
フェイスガードをし前掛けをし挑むも、その隙間を縫っては被弾。あたっ、いたっ、という呟きはカラスだけが聞いていた。
けっこうな汗をかき、終わったあとには手の震えも残り、程よい疲労感。
草刈りというのは えらい作業だが、まあ仕事してる感はあるかな。
6月12日(日)
GWの一時帰省以来、40日ぶりくらいか。何も予定が無い、休日という感覚のある一日。
とはいえ、やらねばならないことは多々あるのだが。
明日の子ども英語教室の内容を考えたり、とある計画書的なものをつくらないといけなかったり、
銃の教習認定申請に向けての用意だったり、家の掃除だったり。
ろくに何も進まず気力も湧かず、だらだらと時間だけが過ぎていく。
夕方だけ畑に行き、こちらのお母さんと一緒に、最後の一畝に苗を植える。
とりあえずこれで全部、二千本以上は植わったが、根付かず枯れてしまったものも多いので植え替えが必要だ。
ネキリムシという、その名の通り根を食い切ってしまう虫がいる。こいつを寄せ付けないため、赤い薬をひとつまみずつ落とす。
「農薬」であるわけだが、これをしないとそもそも育たないので仕方ない。
さて、僕が本職や副職やその他諸々に時間を取られている間にも、お母さんが少しずつ進めてくれていた。
なかなか進捗しない畑に周りの人たちからも何のかんのと言われ、嫌な想いもされたようである。
自分が至らないために中途半端なことになってしまい、申し訳ない気持ちしかない。
僕ひとりではどうにもならないので、今さらながら、協同でやりましょうということになった。
威勢よく引き受けたくせに、情けねえやな。
あらゆることに、釈然としない何かが付きまとっている最近。何を誰にどう相談したら良いのかも分からない。
雨雲は晴れないが、時間が経てば青空を見せてくれるだろうか。
いわゆる六月病と、再発した中二病と、同時に罹患している感はある。
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