上大納(かみおおの)地区で、朝から草刈りがある。
という情報を、昨夜の「七夕のつどい」のときに教えてもらった。
ので、お手伝いに来させてもらう。
同じ刈払機でもナイロン紐を使うタイプは経験済みだが、今回は刃のタイプ。
危険を伴う機械なのでしっかりと使い方を教わり、
練習がてら、まずは斜面ではなく平面を。
つるが絡まったり石にぶつけたり、なかなかスムーズにいかず、難しい。
しかし要領は分かってきたので、川沿いなどでも作業。
上大納の方々、20人ほどで協力し、さっぱり綺麗になった。
この地区もまた、若い人がほとんどいない。
まだ皆さん元気に刈払機を扱っているが、この先のことは、課題だ。
さて今回の作業に誘ってくれた方は、森林組合に勤めており、
ご近所さんに木の剪定を頼まれていたので、その様子を見せていただくことに。
さすがはプロ。手際よく作業し、あっという間に2本の木が丸坊主になった。
僕も、落ちた枝を集めるお手伝い。
すると、お昼にそうめんをごちそうになった。
近くのお母さんも料理を何品か差し入れてくれ、おなか満足。ごちそうさまです。
そしてこうやって交流する時間は、やはり楽しい。
地区のことなど色々な話が聞けるし、みんな仲が良いんだなあと再認識する。
さて、帰りがけに畑レンジャーの畑へ。
担当している予備の畝も、僕のところも、順調に育っている。
いよいよ一本に間引き、ネットを上げ、土寄せをし、追肥をしたら、第3回の作業は終了だ。
さらに帰りがけ、車を停め、高級そうな双眼鏡等で空を覗く男性が。
最近ちょくちょく和泉地区内で見かけるので、声をかけてみた。
以前の僕だったら、知らない人にぜったい自分から近付いて行ったりしない。人って変わるもんやね。
それはともかく、何でも鳥を観察しているらしい。
この界隈はやはり豊からしく、年間で120種ほども見られるそうだ。
それでも急激な環境の変化が生態系に与えた影響は大きいという。
馬や牛をつかった農作業や、山に入って木を取るような暮らしが、百年千年と続いてきた。
自然のものはそこに適応してきたのに、便利な世の中になり、変わってしまったのは、つい最近。
サルなどによる獣害が増えたのも、つい最近だ。
なるほどなあ、と思った。
昔ながらのしごとだったり焼き畑だったりできれば良いのかも、とその人は言っていた。
和泉地区なら、自然との共存をはじめ、あらゆる分野でのモデルケースになれるような気はする。
簡単ではないことですけどね。
そういえば昨日、子どもたちが書いた願いごとを読んでなかった。
七夕飾りを確認しようと思ったのだが、既に撤去されたという…… 残念。
どなたか写真に収めていましたら、提供くださると嬉しいです。
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