朝、少し雪が積もっていた。
雪かきは小まめにした方が良いよ、と言われていたので、少ししてみる。
勝手がよく分からないが、とりあえず僕が通る部分だけ開け、流雪溝と思しきところへ雪を追いやる。
さて今日は、社協(社会福祉協議会)の「ふれあい給食サービス」のお手伝い。
一人または二人暮らしの高齢者宅に、お弁当をつくって配るものだ。
8月に中学生たちと一緒に調理して以来である。
月に二回の同サービス。基本的にはボランティアのお母さんが、二名で腕を振るう。
業者さん、というか和泉で食堂など経営している方が請け負うこともある。
しかし僕の調理レベルなど、序ノ口どころか番付外。邪魔にならないよう、お米を研いで、
野菜を切ったり卸したりして、マヨネーズを和えて、洗い物をして、盛り付けの補助をして。それくらいだ。
そして最高においしそうな、超豪華なお弁当が完成。
これでサービス利用者の負担金は300円という、最驚価格である。
社協の職員さんと一緒に配達へ。皆さんいつも楽しみにしているようで、嬉しそうに受け取っていた。
雪かきのお手伝いなどあれば呼んでくださいね、とついでに営業活動もしておく。
ところで中には、床に膝と頭を付けて「すみませんね、ありがとうございます」と感謝を示す、ものすごく腰の低い方もいる。
こちらが恐縮してしまうくらいだが、これもまた田舎らしいというか、昔の方の気質や日本人らしさといったものを感じる。
ありがたいことに、余った食材で僕のぶんもつくって下さった。
社協の事務所で、お昼にいただく。もちろんうまいし、ボリュームもあるのでお腹が膨れる。ごちそうさまでした。
雪は強くなったり弱くなったりしながら、降り続けている。
あちらこちらで「やっと雪が降ったね」という声が。そこにはどこか、安堵にも似たようなものを感じた。
積もったら積もったで大変なのだが、でもやはり雪が無いと、和泉らしくないのだろう。
どのタイミングで、どこを雪かきすべきなのか。どこは やらんでも良いのか。まだよく分からない。
早く慣れたいものである。
23時、依然として静々と降り続ける。明朝にはどうなっているのか、楽しみだ。
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