わな及び銃の狩猟免許を取得し、猟友会の和泉支部にも加入した僕。
今日は有害獣駆除の実施があるということで、会員として出動する。
冬季は一般車も通行しない県道。除雪もされていないので、先を行く方の轍をトレースするように、おっかなびっくり進む。
小谷堂(こたんどう)という、かつては集落だった場所に到着。
石垣がいくつか残っている。こんな雪深い山奥に、人が暮らしていたとは。
いま住んでいるのは獣のみ。足跡が随所にみられる。
猟友会和泉支部の会員は現在11人で、今回は8人が参加。
川辺には、水を飲みに来た形跡も残されていた。
各人が散らばり囲い込む作戦を取るも、簡単にはいかない。
場所を変え、下大納(しもおおの)の山の中へ。
斜面を下った跡など、しっかりと残っている。雪が積もることで獣を追いやすくなるというわけだ。
このあとイノシシ二頭を見かけ、銃を持つ方々が追跡するも、捕まらなかった。
動物も生きるのに必死なのだから、易々と事が進むものではない。
猟友会員に与えられる帽子とベストは、目立つオレンジ色。獣と間違えて誤射などされては困るでな。
あとは檻などを運搬し倉庫に片付ける作業を。
さて今年中には、銃を取り扱えるように手続きなどを進めていきたい。
新品で購入すると何十万円とするらしいので、「引退」する銃を譲っていただけるよう道筋をつけ、
講習を受け、訓練をし、公安委員会の所持許可を受ける。さすれば有害獣駆除の一助となっていけるはずだ。
いったん解散し、夜は懇親会。
魚料理等の仕出しなどしている「いな美」さんで、コンパニオンのお姉さん方もお呼びして行われた。
普段から既に面白いのに、飲むともっと面白い部分が見えてくる面々。猟友会の世界もまた、今後が楽しみである。
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