8月2日(火)
きょう明日は、大野市ジュニアリーダーによるサマーキャンプ。キャンプ自体は毎年行われているようだが、
今年は初の試みとして「イングリッシュ」が付く。英語に触れ親しみながら進行されるのだ。
主管が市の生涯学習課であり、補助者として呼んでいただいたので同伴することになった。
朝。中学2・3年生13名とALT5名、その他スタッフが街なかに集合。開会式ののち、
バスに乗り、和泉地区へ向かう。道中では一人ひとりが英語で、名前・年齢・趣味を簡単に自己紹介。
九頭竜湖の「ふれあい湖畔」に到着。
今年は水が非常に少なくなっており、昨年は水の中だったところも歩いて行けてしまう。
講師の方を招き、ボート体験。僕もやらせてもらったが、軽く漕いでもけっこう進む。バランスを取るのが難しい。
最後は軽く浮かんだり泳いだりもしつつ、全体で2~3時間ほどみっちりと楽しんだ生徒たち。
ここでは中学生とALTがそれぞれで固まってしまい、まだ距離がある。
お昼を食べ、
阪谷(さかだに)地区の、青少年自然の家へ移動。
昨年、愛知県の高校生が短期滞在したときも利用した施設だ。
入所のつどいののち、施設利用の注意点を聴き、
野外炊飯では4つの班に分かれ、カレーライスをつくる。このあたりから、ALTとの絡みも徐々に出てきたか。
班内で更に、薪で火を熾す・ご飯を炊く・野菜等を切る、の3組で各々が作業。
僕は野菜担当となったので、早く火が通るよう、なるべく薄くスライスしていく。
手際よく進み、
完成。ご飯はひとり一合の割り当てなので、だいぶお腹が膨れた。
体育館で、夜のレクリエーション。Cops&Robbers、すなわち「けいどろ」をプレイ。
I see you、すなわち「だるまさんがころんだ」もプレイ。
入浴し、一日目は終了する。
ALTとスタッフで、翌日の打ち合わせ。
8月3日(水)
二日目。
ラジオ体操・荷物の整理・部屋の清掃・朝食と済ませ、
午前中いっぱいは、なるべくたくさんの英語に触れるアクティビティ。
まずは、相手チームのフラッグを奪うゲーム。腰のタグを取られたら、捕虜となってしまう。これは長いこと続けていた。
次に、カードに描かれている絵を英語で発話しながらのゲーム。
最後はWerewolf、すなわち「人狼」ゲーム。
昼食ののち、箸づくり体験。
といっても、形はできている。貝等が埋め込んであるらしく、それをひたすら削り、綺麗に仕上げていく作業だ。
一時間以上は続き、さすがに飽きや疲れも見られる。
街なかへ戻り、閉会式。代表の子がしっかりと英語であいさつをし、解散。
英語を習い始めの中学生では、イングリッシュオンリーという環境はさすがに厳しい。
一泊二日のあいだ日本語が多用されながらも、英語をつかう場面ではちゃんと向き合い、頑張って表現していた。
また年齢的にか、さほどやる気があるわけでも無いし、積極的にALTに話しかけるということも無い。
それでも英会話をする機会は多々あったわけで、良い経験ではあったろうと思う。
日本は、生の英語に触れることがまだまだ少ない、島国の閉鎖国だし。
ちなみに、一日目に県民福井さんが取材に来てくれた様子が、ネットに載っていた。
さて今回、気にかかる点が他にあった。市の職員さんがスタッフとして6名ほどいたわけだが、
進行から何から、ほとんど最年少の新人職員さんに丸投げ状態だったように思うのだ。
ゆえに今後の動きや必要事項が上手く伝達されず、生徒たちに戸惑いが見られるような場面も少なくなかった。
それは先輩たちが随所でサポートしてあげなきゃ、スムーズに進むはずもない。見かねて僕も、できる部分は勝手にやった。
しかし全体像や段取りや細かい部分を知らないし、職員じゃないので切り込んでいけないところもあるし、もどかしさを感じた。
具体例は省くが、正直、見ていてイライラする場面は多々あった。
僕の立ち位置もなかなか曖昧で、別にいても居なくても良いような感じではあった。
そのあたりは、自分で上手いこと築けていけないのも悪いのだが。
英語でのキャンプは初めてということで、改善の余地は多々あるのだろう。
来年以降ももし開催するのであれば、そしてもっと全面的に手伝えることがあれば、また参加したいかなとは思う。
いろいろ書き連ねていくとキリが無いので、このくらいに。
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