2016年11月24日木曜日

【11月23日(水)】 ほら 前を見てごらん [住民244日目]

祝日。公民館行事「エネルギー・環境美化視察」の日。


和泉地区民25名ほどで、バスに揺られていく。
お世話になるのは、毎度お馴染み大野観光。天空の城・越前大野城がラッピングされている。


お昼ごはんは、途中のサービスエリアで。
福井県のご当地グルメ、ボルガライスを食す。うまかった。


今回の研修は、福井県内の海の方。
内陸部である大野市の、さらに山の中の和泉地区からは、だいたい二時間ほどか。


まずは美浜発電所。PRセンターでは原子力発電についてなど説明をしていただき、


見学用バスに乗せてもらい、厳戒な警備態勢が敷かれている離島へ。
当然ながら、撮影は厳禁。この写真はパンフレット上のものだ。

1・2号機は運転終了し、廃止措置の手続き中。3号機は、いまは稼働していない。
さすがに施設内までは入れなかったものの、貴重な場所を見ることができた。


海鮮市場、日本海さかな街(まち)。


多種多様な海の幸が所狭しと並び、人は溢れ、活気づいている。

なかなか前に進めない状態の通路。火事とかの災害が起きたらヤバいよなあ、などと場違いなことを考えていた。
そして人の多さに気圧された僕は、やはりこういうところは苦手だなと独りごち、そそくさと戦線離脱するのであった。


敦賀港の周辺へ。
まずは敦賀赤レンガ倉庫。かつて石油倉庫だったらしい。


内部には、港と鉄道の巨大ジオラマが。


次に、人道の港 敦賀ムゼウム。ポーランド語で、ミュージアムを意味するそうだ。

ここ敦賀港では、1920年ころにポーランド孤児が数百人、助け出されている。
また1940年ころには、杉原千畝によるいわゆる「命のビザ」で、ユダヤ人難民が上陸した。


空も暗くなって赤レンガ倉庫へ戻り、


その中のレストランで夕飯。刺身がうまい。


そして、敦賀港イルミネーション ミライエ。


光のトンネルは、なかなか幻想的。眼がチカチカしたけど。


決して盛大というわけではないが、これくらいがちょうど良いのかもしれない。
個人的には、大野の良縁の樹イルミネーションの方が好きだな。比べることに意味は無いけど。


地元の小学生たちによる、手づくりキャンドルもぶら下がっていた。


誰もが家族・恋人・友人同士で訪れているので、疎外感は否めなかったが。

今回の研修は、以上。バスに乗り、無事に帰る。
発電についてや日本史など、よい勉強となった。次回以降の研修も、ぜひ参加したいものである。


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