昼ころに家を出ると、小さな虫がたくさん、近所じゅうを飛び回っていた。
いわゆる雪虫だろうか。間もなく初雪が降るという、前触れかもしれない。
より処。今月は試験的に、土曜日の午後も営業している。
運営スタッフのお母さんと、開店直後に来てくれたお母さんと、それぞれが ごはんを差し入れてくださった。
ありがたい。ブランチということで、食べさせてもらった。
シンガポールのおみやげをいただいた。ものすごく香りの良い紅茶。
前にいただいたのもそうだが、やはり市販のティーバッグとは全然ちがう。
紅茶の注文が入ったら、これらを淹れ提供させてもらう。お茶っ葉が無くなるまでの、先着順だ。
スタッフのお母さんが、ガヤの実、というのを持参。
ストーブの上で、じっくりと煎る。こういう使い方ができるのも利点で、田舎らしさでもある。
アーモンドとかピーナツのような感じだが、けっこうクセのある味。
ストーブを囲みながら、実をつまみながら、談笑しながら、ゆったりとした時間を過ごす。
編み物をしていたお母さんが、いとも簡単につくって提供してくれた。簡単に汚れが落とせる、ナイロンタワシらしい。
勿体ないですよコースターにしたいんですけど、などと言っていたところ、
あっという間にコースターもつくってくれた。技術であり、芸術である。
手づくりは、温かみがあって嬉しいものだ。より処で使わせていただこう。
夕方、近所のお母さんがポテトサラダを差し入れてくださった。助かる。
こちらは明日にでもいただくとして、
お誘いいただいた、食事の席へ。
和泉が好きでよく訪れるというご夫妻と、和泉のお母さんがたと、僕と。
おもしろい方々で、てっぺんまで賑やかに過ごした。
11月20日(日)
午前中は、大野市防犯隊の秋期錬成大会。
消防団員になると、自動的に防犯隊員にも任命されるのだ。
九つの支隊から、それぞれ10名前後が参加する。年に一度、着るか着ないかの制服を着用。
隊長や市長らが隊員を観て周る観閲式、隊員への各種表彰式、来賓から話をもらう式典、
警察署員による簡単な護身術の研修会、といった内容であった。
この土日は、「越前おおの 新そばまつり」。
昨日は より処、今日の午前は大会があったため関われなかったが、
昼前から、九頭竜楽しみ隊のブースに参加する。
昨年は緑のふるさと協力隊員として、今年は楽しみ隊員としてだ。
打つ人、
茹でる人、
盛り付ける人、品出しをする人など、それぞれが各所で、重要な役割を担う。
僕は去年や紅葉(こうよう)まつりのときと同様、こねる作業がメイン。体重をかけ、愛情を籠めて。
加えて、機械で大根をおろしたりネギを刻んだり、その他の細かいしごとなどをさせてもらった。
九頭竜まいたけ入りの、手打ちおろしそば。うまいのである。
土曜は雨、日曜も晴れのち曇りときどき雨、といった生憎の天候。
前回のような大入りとはならなかったようであるが、忙しすぎても大変だ。
楽しみ隊の本願である「楽しむ」という点では、ほど良かったのかもしれない。
0 件のコメント:
コメントを投稿