毎週水曜は、より処。だが今日は運営スタッフのお母さんがたにお任せし、
これである。
狩猟期間というのは、基本的に11月15日~2月15日。
最終日であるこの日に、猟友会員でまとまって出猟するのが通例となっているようだ。
和泉支部10名中、8名が参加。
九頭竜湖畔。写真左部の水辺に、ニホンジカの新しい足跡を発見する。
猟友が右奥部へ周ると、そちらには足跡が無いという。ということはまだ、あいだにいる。と当たりを付け、
入っていく。が、見つけたのはウサギの足跡だけであった。
どうやら、湖の縁を歩いて去っていたらしい。ここは空振り。
別の場所へ移動し、林道を進軍。
かんじき装備とはいえ、雪の上を歩いて行くのはなかなか体力をつかう。
ニホンジカを見かけたところで、巻き狩りとなる。二手三手あるいはそれ以上に別れ、囲い込んで仕留めるという形だ。
グループ猟の場合、基本的にこのスタイルである。
ガケのようなところを下りたり、
上ったり、横移動したり。
なんとも野性的である。
跡を追っていくと、どうやらイノシシも通っている。
前者は足跡しか残らないが、後者は腹を擦って歩くため、こうして雪に土汚れが付くという。なるほど。
これはニホンジカ。
これはイノシシだろう。
そして、シシが二頭ほど仕留められた。かなりの大きさで、100kgほどあるのではとのこと。
奥の方では、ニホンジカの団体さまが十頭ほど行列していたらしい。
しかし今回は「巻き方」がイマイチだったようで、仕留められたのは二頭ほど。
これは失敗だったな、と皆さん嘆いていた。いくらベテラン揃いであっても、現場は難しいということだ。
この場所は引き上げる。
帰り道がまたえらい。普段さして歩かないということもあり、脚にくる。
皆さん次の現場へ向かうも、僕を含めた二名は先に上がる。
特産物活性化協議会の会議に出席せねばならなかったのだ。
こういう大事な日に、重ねてこないでいただきたいのだが。まあ仕方あるまい。
あとから聞いたところによると、午後の釣果はニホンジカ七頭だったそうだ。
行きたかったな。まあ仕方あるまい。
けっきょく今期の出猟は、先月のと今日ので二回。
来期はもっと数多く現場に出て、勉強と経験を積み重ねたいな。
地区のお母さん方から、チョコレートをいただいた。
お気遣いいただき、甘党の身にはありがたいことである。大事に食べさせてもらおう。
小学生と未就学のきょうだいは、手づくりだというマフィンを届けてくれた。
一昨日のといい、子どもたちがくれるというのはまた、嬉しいものである。すげーうまかった。
こないだのも合わせるとすれば、今年の戦績は7つ。過去最高かもしれん。人生初のモテ期か。
夜は、猟友会の打ち上げ。
お酒が入ると、いつも以上に饒舌に、また陽気になる面々。
口が悪い部分もあるが、想ったことは全てハッキリ言うところなど、清々しくもある。
思ってもないことを口に出すような人は、信用できないしな。
小さい組織ではあるものの、そういうところだからこそ学ぶことも少なくないし、おもしろい。
最年少・最若手会員として、今後も携わっていくのが楽しみなところである。
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