初めはそんなもんだろう。直に慣れる、と思う。
昨日の走行距離は257kmだったが、このあたりの県道も257号線だった。
凄いのかスゴくないのか、よく分からない一致である。
能登島とお別れし、
能登半島の海沿いを、ぐるりと行くことにする。
内陸側を通る国道等の方が走りやすそうだが、あくまで日本海を追いかけていく。
車一台ぶんしか無い幅員も、ちょいちょい出てくる。
途中、能登ペインという看板が見えた。
ペイン、痛み、何のお店だろう、整体とかの関係なのか、そっち系の大人の店なのか、いやこんなところに無いよな、
などと3秒くらい考えて、ああフランス語の方かと気付いてUターン。
Pain、パンである。良かった、そっち系には全く興味が無いので。
海の見える、小洒落たお店。焼きたての香ばしいブレッドとカフェオレを、朝食にいただいた。
波が高いときには通行止めになるのだな。
山でも海でも、自然と向かい合って生きるのは大変だ。
小さな入り江ごとに、家が数軒ずつ建っている。
僕の出身地と同じ名を冠する、八王子神社という小さな社があった。
番だろうか、ネコちゃん二匹にガンを飛ばされる。
遺跡公園とやらがあった。
……。
海へ続く坂道。
ナントカいうパワースポットらしい場所にあった宿。すごい立地である。
スピリチュアル的なものにはあまり関心が無いので、写真だけ撮って先へ進み、
とある道の駅で車を停め、けっこうな勾配の細道を上っていくと、
能登半島の最先端、禄剛埼(ろっこうざき)灯台が。
以前は門があったようだ。
中心てか。んー、それはどうだろう。
このあたりの地名は、狼煙(のろし)。かつて、船への合図として狼煙を上げていたことに由来するらしい。
名前の起こりは、各地の歴史。どこもおもしろいものだ。
天候に恵まれ、気持ち良いドライブができる。
まだまだ行く。
石の鳥居が連なる、おもしろい小島が。
その先の道の駅では、巨大な釜がお出迎え。
揚げ浜式という、昔ながらの塩づくりが連綿と受け継がれているのだという。
朝の連続テレビ小説で、パティシエールが主人公だったやつだ。
観てないから知らないけど、この辺りが舞台だったのか。
浜の方へ下りてみる。
海の向こうから泳いできたらしい。
まだ日は高い。
よく分からないが、立ち寄ってみた岩場。
プールがあった。もちろん、中は海水。よく分からない。
何も無い道をしばらく走り、小峠を越えると、
小さな浦に住宅が並んでいる。概ね、その繰り返しだ。
間垣というらしい、竹で作られた独特の垣根。こういうの、すごい。
温泉を発見。ラドン、たまに聞くけど何だろう、ポケモンかな。
とか考えていると、ちゃんと説明文があった。要するに、体に良い含有成分であると。
こんな感じの眺望を楽しめる、こじんまりとした温泉。
ゆっくりと浸かり、ここまでの運転の疲れをとる。
能登半島を周り終え、日が暮れる。
金沢あたりはまだ先かな、と思いながら南下していたら、
着いてしまった。
ライトアップされた橋と風車が素敵な、道の駅の駐車場。今日はここを終着点とする。
[今日の走行ルート]
※大雑把に示しているため、実際の走行とは必ずしも一致しない
【走行距離:303km/Total:560km】
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