2017年7月25日火曜日

【7月24日(月】 この歩みよりも もっと速く [住民487日目]

漁協のお手伝いで、和泉地区の奥地に在する前坂キャンプ場へ。


子どもたちが参加する催しの中で、アユの掴み取りをこの場所で行うとのこと。
その部分を任された漁協の、その補助である。言うたら二次請けか。


40匹ほど、手づかみ用の生け簀に放流。


それとは別に、天然のアユを調理準備。串に刺していく。
僕もいくつかトライしたが、身を曲げた形にするのがけっこう難しい。


炭を熾す。文明の利器は素晴らしい。


塩をまぶしたら、


焼く。


じっくりと。焦げ目が付いてきて、香ばしい匂いが漂う。


その間にも子どもらは到着し、川の方で水生生物の観察などをしていたようだ。


大野市の街の方から来た子たちかと思ったら、ほとんどが和泉小学校の生徒たちだった。
見知った顔ばかりで安心。みんな元気に、すばしっこい魚を追いかける。

捕獲されたものから順次、また漁協メンバーが焼いていく。
漁を終えた参加者たちはお昼ごはんとなり、先に出来上がっていたものから食べてもらう。


焼けるのに時間がかかるのだ。つかみ取りしてもらった魚たちも、あとから食卓に並んでいった。
僕も二匹ほどいただいたが、旨い。尾から頭まで、余すところなく食す。


子どもたちは午後の活動へと移動していき、漁協の面子は解散となる。



暗くなる頃に街へ下り、和泉地区の方のお通夜に参列する。
より処を始めてから、何度か来店してくださり、お話しするようになった方だ。
急なことだったので驚き、半信半疑という感じ。遺影の前に立ち、焼香をし、ご遺族と少し言葉を交わすと、涙腺が緩んだ。
ひとり、惜しい人を亡くした。より処、また来てくださいねと伝えておいたから、お盆なんかに立ち寄ってくれるかな。


夜は、隔週の公民館講座「大人の昇竜太鼓教室」。旅に出ていたから、四ヶ月ぶりだ。
叩けるかな、と少し不安だったものの、叩けた。もう頭と体で覚えている。


そして僕がいない間に、曲目「穴馬(あなま)ばやし」の方には篠笛の演奏も付いていた。
この篠笛というのは、音を出すだけでも難しい楽器。なので、「青葉の笛保存顕彰会」と協同するらしい。

僕も会員なので、もう半年くらい音を出していなかったマイフルートを持参。
楽譜も初見。吹けるかな、とだいぶ不安だったものの、吹けた。
吹けたが、これはテンポも速く、なかなか難易度が高い。


というわけで、太鼓も笛もどっちもイケる優秀な人材がコイツである。
誰も褒めてくれないからね、自分で言わないとね。地味にスゴいからね。


御囃子になっている。これは良い感じ。

そして練習を重ね、9月の敬老会で発表することになったようだ。目標があるのは良いこと。
太鼓の叩き手は複数人いるので、圧倒的に人材不足の笛を担当することになりそうだな。
「穴馬ばやし」は篠笛を、「昇龍太鼓」は太鼓を、それぞれ演奏させてもらうと良いか。そうなると、いちばん楽しいな。


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