10月28日(土)
大野市の街なかまで下りて、越前大野駅へ。ローカル線の越美北線(えつみほくせん)に乗車。
和泉地区のお母さんが、九頭竜湖駅から乗られていた。思いがけず、お喋り相手を確保。
福井駅から、しらさぎ。 いつ以来の新幹線だろう。緑のふるさと協力隊の、総括研修のときが最後かな。
帰京は、いつも車だからね。たまに乗ると、ちょっとわくわく感はある。
米原駅で乗り換えるのは、ひかり。そして東京駅に到着。5時間くらいだから、早いもんだ。
うわあ人が多いな嫌だなあ、などと独りごちながら歩いていたら、肩をとんとんと叩かれる。
おや知り合いはいないと思うが、落とし物でもしたかな。
「鉄道警察隊ですが、ちょっとよろしいですか」
毎度お馴染み、職務質問のコーナーだった。ぶつぶつ言ってたから、クスリでも疑われたろうか。全身和柄だし坊主だし。
素直に丁寧に応じていれば、疑問も晴れる。すぐに解放された。ポケットや財布の中は見られたけど。
ビジネスホテルを取ってくれてある。出張っぽい。
立替え払いしたのだが、お値段の良さにびっくり。僕が超格安で借りてるボロ家の、二ヶ月半ぶんくらいだった。
夕飯は、近くのそば屋さんを訪れてみる。メディアでも取り上げられているようだ。鶏つけそば、というのが旨かった。
10月29日(日)
やって来たのは、有楽町。都会である。
東京国際フォーラム、の線路向かいにある建物へ。ぐんま暮らしフェア。
ではなく向かいの、ふくい移住・就職フェアに参加するのだ。
福井県の各市町や企業などが集うイベント。年に一度の「ふくい最大級」移住イベント。らしい。
僕は、U・Iターン先輩移住者、として呼ばれたわけである。僕なんかを先輩と称して良いのか。
8人の移住者が、それぞれ個人ブースを宛てがわれるという贅沢設計。
撮っていただいた。こんな感じに。
紹介文をつくってくれていたが、田舎フリーターって、あんまり印象が良くないな。まあ自分で言い出したワードだが。
何でも屋、くらいの方がまだ、響きはマシである。
出展者で集まり、朝の全体説明。11時に開場。
大野市からも担当者さんたちが来られ、ブースを出している。
目を引く、大きなパネルも。こういうのがあると良いな。
台風が目下接近中のため、雨降り。お足元の悪い中だが、ぼつぼつと来場者はいる。
セミナーブースでは随時、テーマに沿った講演など開かれる。その中で、
一回目の方の、移住者トークセッションというのに参加。手前味噌ではないけど、このときの聴衆は多く、20~30人くらい。
移住のきっかけ・家族や友人の反応・住んでみて分かる良さ・驚いたこと、を問われる。
時間が短かったため、簡潔にちょっと話したのみ。良いところも悪いところも言うつもりが、前者しか喋れなかったぜ。
文句では無いけど、リアルな声が出てくるこのコーナーに、もっと時間をかけても良いのでは。
自分のブースに来てくれる人は、ほとんどいなかった。僕が取っ付きにくいのか、個々人のスペースというのが行きづらいのか、
そもそも入込数が少ないから仕方ないのか。結局、一日を通して2人と話しただけ。僕がいた意味、皆無。
ただ、僕のトークセッションを聞いて大野市に興味を持ち、市ブースに足を運んでくれた方はいたらしい。そんなら嬉しいけど。
今後もこのような機会に呼んでいただけるのであれば、大野市スペースの一角に同席させてもらいたいとは思った。
その方が手っ取り早いし、もっと多くの人と話せるかなと。
16時に閉場し、撤収。134名の来場があったらしい。意外というべきか、なかなかの数だ。
帰りの新幹線。厚切りロースとんかつ弁当とやらを食べてみる。旨い。
日曜の夕方。駅構内は人が多かったけど、車内は隣席に人がいないくらいの、ちょうど良い感じ。
しかしタイフーンのため、静岡あたりで非常に激しい雨が降り続いているという。
しばらく、運転を見合わせるそうだ。小田原駅や熱海駅で、しばし停車。
まあ仕方ないね。公共交通機関などは、ちゃんと動くのが当たり前だと思わないことである。寧ろ、予定通り行くことに感謝すべきだろう。
米原駅。僕を含め、ひとつ前の便に乗れなかった人たちが、それなりにいる。
そして福井駅に着いたのが22時過ぎ。越美北線またの名を九頭竜線は、終電が21時台。
ワンチャン待っててくれないかなと期待したものの、本日終了してた。ですよねー。バスも同じく、終わっている。
同居人でもいれば迎えに来てもらえるけど、こういうとき寂しいわね。
きのう福井駅まで来て車を停めておく、が正解だったか。まあ今更しょうがないので、
ネカフェ難民と化す。むかし御茶ノ水で、電車が無くて一晩を明かして以来かな。こういうとき、田舎暮らしの不便さとダルさを感じる。
ネットカフェあるだけ良いか。むかし八王子駅を寝過ごして山梨県の田舎駅まで行ってしまい、凍えながら夜明けを待ったこともあったな。
やっぱり、自分のペースで自由に走れる、自家用車派だ。
が、たまには、こういうのもおもしろいだろう。とポジティブに考えるとしようぜ。
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