2017年4月13日木曜日

【4月10日(月)】 さあ次の扉をノックしよう [車の旅2日目]

昨夜はなかなか寝付けず、夜中に起きてなかなか再入眠できず、眠りも浅かった。
初めはそんなもんだろう。直に慣れる、と思う。


昨日の走行距離は257kmだったが、このあたりの県道も257号線だった。
凄いのかスゴくないのか、よく分からない一致である。


能登島とお別れし、


能登半島の海沿いを、ぐるりと行くことにする。


内陸側を通る国道等の方が走りやすそうだが、あくまで日本海を追いかけていく。
車一台ぶんしか無い幅員も、ちょいちょい出てくる。


途中、能登ペインという看板が見えた。
ペイン、痛み、何のお店だろう、整体とかの関係なのか、そっち系の大人の店なのか、いやこんなところに無いよな、
などと3秒くらい考えて、ああフランス語の方かと気付いてUターン。


Pain、パンである。良かった、そっち系には全く興味が無いので。
海の見える、小洒落たお店。焼きたての香ばしいブレッドとカフェオレを、朝食にいただいた。


波が高いときには通行止めになるのだな。
山でも海でも、自然と向かい合って生きるのは大変だ。


小さな入り江ごとに、家が数軒ずつ建っている。


僕の出身地と同じ名を冠する、八王子神社という小さな社があった。


番だろうか、ネコちゃん二匹にガンを飛ばされる。


遺跡公園とやらがあった。


……。


海へ続く坂道。


ナントカいうパワースポットらしい場所にあった宿。すごい立地である。
スピリチュアル的なものにはあまり関心が無いので、写真だけ撮って先へ進み、


とある道の駅で車を停め、けっこうな勾配の細道を上っていくと、


能登半島の最先端、禄剛埼(ろっこうざき)灯台が。


陽は暖かいのだが、風が寒い。


以前は門があったようだ。


中心てか。んー、それはどうだろう。


このあたりの地名は、狼煙(のろし)。かつて、船への合図として狼煙を上げていたことに由来するらしい。
名前の起こりは、各地の歴史。どこもおもしろいものだ。


天候に恵まれ、気持ち良いドライブができる。


まだまだ行く。


石の鳥居が連なる、おもしろい小島が。


その先の道の駅では、巨大な釜がお出迎え。


揚げ浜式という、昔ながらの塩づくりが連綿と受け継がれているのだという。


朝の連続テレビ小説で、パティシエールが主人公だったやつだ。
観てないから知らないけど、この辺りが舞台だったのか。


浜の方へ下りてみる。


海の向こうから泳いできたらしい。


まだ日は高い。


よく分からないが、立ち寄ってみた岩場。


プールがあった。もちろん、中は海水。よく分からない。


何も無い道をしばらく走り、小峠を越えると、


小さな浦に住宅が並んでいる。概ね、その繰り返しだ。


間垣というらしい、竹で作られた独特の垣根。こういうの、すごい。


温泉を発見。ラドン、たまに聞くけど何だろう、ポケモンかな。
とか考えていると、ちゃんと説明文があった。要するに、体に良い含有成分であると。


こんな感じの眺望を楽しめる、こじんまりとした温泉。
ゆっくりと浸かり、ここまでの運転の疲れをとる。


能登半島を周り終え、日が暮れる。
金沢あたりはまだ先かな、と思いながら南下していたら、


着いてしまった。
ライトアップされた橋と風車が素敵な、道の駅の駐車場。今日はここを終着点とする。


[今日の走行ルート]
※大雑把に示しているため、実際の走行とは必ずしも一致しない

【走行距離:303km/Total:560km】


【4月9日(日)】 雪解け真近の 北の空に向い [車の旅1日目]

そういうことなので誠に勝手ながら、当ブログは しばらくの間、
『車で日本をぶらりと旅したら、ヘタレは克服できるのか(仮)』とさせていただく。
和泉と関係ないではないかと。知るか。これも一部といえば一部ということで。


旅のお供には、この子たち。
癒やしの存在であったり、夜には枕の代わりとなってくれたり、活躍してくれるだろう。


まずは東隣の岐阜県へ入り、北上していく。
山道を走っていると、お城の跡が。何となく立ち寄ってみる。


越前大野城主・金森長近(かなもりながちか)が、最初に攻め落とした場所らしい。


道路脇には時々、こんな装置を見かけた。凍結防止剤を自動で散布してくれるようだ。便利。


工事現場用の仮設信号による、片側交互通行。山道では、よくある光景だ。
エンジンも切り、後続車も対向車もいない無音の晴天下で、のんびりと青を待つ。


近いからいつでも行ける、と思いながら訪れていなかった、世界遺産・白川郷。
日曜日なのが災いしたか、駐車場は満車の表示。まあ遠目に見ておけば良いかとスルーし、


その先の道の駅へ。


資料コーナーは閑散としていたので、こちらをじっくりと観賞することに。
本物の職人さんが作業してるのかと思ったら、お人形さんだった。


合掌造りの家を建築する過程が、映像で流れていた。30分ほどだったと思うが、全編を拝観。
気の遠くなりそうな仕事を、零から十まで手作業で、精確に丁寧に。日本人の叡智や勤勉さに、感銘を受ける。


先へ進み、富山県へ突入。
ダム建設のための橋、というのを何故か写真に収め、


氷見市に入ると、おやハットリくんが。


藤子不二雄A先生の出身地だったのか。車を停め、少し歩いてみることに。


川と橋と小路と、桜と灯籠と。絵になる組み合わせだ。


商店街は、ばかに静かであった。
前を通ると喋り出す海洋生物たちの声だけが、淋しく響く。


日曜の夕方だから活気が無かっただけかもしれないが、ここもシャッター通りなのか。


ギュウーン
プロゴルファー猿に、


ドーン
笑ゥせぇるすまん。むかし、よくアニメを観ていたな。
ブラックで、人間の愚かな部分を映し出す寓話的な内容。子ども心に身の毛がよだちつつも、けっこう好きだった。


商店街の中、こちらの食堂が営業していたので、


いわゆる氷見カレーというやつをいただく。
氷見牛・氷見産野菜の素揚げ・すり身揚げが入っていて、おいしかった。


続いて石川県へ。海が見えてきた。


能登半島の手前、東側に、能登島という小島が。
南北に橋が架かっており陸路で行けるようなので、周ってみることに。


海岸沿いを走るも、二度ほど道を間違え、超狭い住宅地に侵入してしまう。
こういうところに暮らすなら、車を何度も擦ることを予め承知しておかねばならないだろうな。


島の夜道。さながら肝試しのような気分でもある。


良さげな駐車スペースを発見。車中泊一発目は、この場所にしよう。


耳に入るのは、日本海のさざ波と、カエルちゃん数匹の鳴き声だけ。


静かで、落ち着ける場所だ。


車内で睡眠をとろうにも、うまく足を伸ばせず、なかなか難しい。
いわゆるエコノミークラス症候群にならぬよう、良い形を模索していかねばならないな。



[今日の走行ルート]
※大雑把に示しているため、実際の走行とは必ずしも一致しない

【走行距離:257km/Total:257km】


2017年4月9日日曜日

【2017年4月】 走り出したら 何か答えが出るだろなんて 俺もあてにはしてないさ [住民2年目]

ちょっと車で、ぶらりと旅をしてくる。言っても数週間だけだと思うけども。

協力隊と住民と合わせて二年間、ずっと余裕が無かったので、その分の休暇を取ってやろうという魂胆である。
身体的にはアホみたいに何ともないのだが(何度か風邪を引きかけたのと、一回めまいで倒れそうになったくらい)、
精神的にはじわじわと疲れが蓄積していたように思う。
自分を見失いかけてる感もあったので、ここらで少し和泉を離れてみた方が良いかなと。

いうのが主な理由でありつつも、単純に 日本を旅してみたかった、というのもある。
カナダは自転車で横断して色々なところを見てきたが、母国のことは、恥ずかしながら全然知らない。
まだ訪れたことの無い場所を見て来られれば。また先々で、カナダ時代の友人や協力隊同期と再会できれば嬉しい。

あまり有名なところとか人の多いところは興味が無いけど、押さえるところは押さえたい。原爆ドームとか。
マイナーな地域だったり、田舎の人々が穏やかに暮らしているような風景だったり、そういうのが見たいね。

自転車で行くのもアリだろうけど、車の旅ってのはまたおもしろそうだなと、かねてから漠然と考えてはいた。
具体的な行き先も決めず、下道でのんびりと、基本的に車中泊しながら、たまに安宿にでも泊まって、温泉入って、
各地の色んなところを見て、旨いものを食べて、たまたま出逢う人々との交流を愉しみながら。そんな感じで。

カナダ行って、自転車旅行して、協力隊やって、田舎に移住して、今度は車で旅して。
何がしてえんだよと嘲笑されることもあれど、いましか出来ないだろうことはやっておきたいタチなので仕様が無い。
とか言って、死ぬまでずっとそんなことしてそうではある。頭のネジが数本ブッ飛んでいるので仕様が無い。

ヤバい事件や事故に巻き込まれるかもしれないし、客死するかもしれない。
安寧の地を見つけ、和泉に戻るのやーめた、という可能性も2%くらいあるかもしれない。
どうなったところで、それはそれで良い。そういう人生だということだ。



4月の一週目は、協議会の事務仕事の残処理やら諸々があり、動けなかった。
ようやく枷が外れてきたので、この日曜から四日間ほどは、とりあえず富山県・石川県あたりをぐるりと周ってくる。
来週後半に野暮用が一つ二つあるため、いったん帰還。その後は四国・九州方面を目指し、あとはどうなるか知らん。

懐(ふところ)的にはあまり余裕が無いので、底を突く前に帰ってきて、仕事を何とかせねばならんのだが。
己の今後についても頭の片隅に置きつつ、旅は純粋に楽しみつつ。
何はともあれ、走り出してみよう。


2017年4月6日木曜日

【4月5日(水)】 変わらないことがあるとすれば 皆 変わってくってことじゃないかな [住民377日目]

より処の営業日。


訪れた方からアメちゃんをいただき、


珍しいお煎餅をいただいた。お茶請けに出させてもらう。


さて本日のお昼は、彩り美しく豪華なワンプレート。

より処では、遂にランチを提供するプロジェクトが始動したのだ。
今日は試験的に、運営スタッフのお母さんがつくってくださったのである。

オムライスを筆頭に、大野名産の里芋を使ったコロッケ、九頭竜まいたけ&ふきのとうの天ぷら、
かっちんこうぼ(じゃがいもの煮っころがし)、他にもちょうど良い量の副菜が多数。
見た目の良さも相まって実においしく、これだけでも充分お腹いっぱいになった。


このランチには、但し書きが付く。

・基本的に高齢者、特に一人暮らしの方が対象
・和泉地区産、大野市産の食材を活用
・多品目で、バランスの取れたメニュー(内容はおまかせ)
・日に10食程度の限定提供

など。和泉地区(の人)のため、というのが基盤にある。
キャパとしては やはり10食くらいらしいし、これだけ豪勢にもかかわらずワンコインを想定している。
いずれ儲けにはならないのだが、素晴らしいボランティア事業ではないだろうか。僕が言うとアレか。

細々した心配ごとは諸々あるものの、とにかくできるところから、とりあえず始めてみるのみ。
何ごとも、やってみなきゃ分からないのだ。問題点は、あとから改善していけば良い。

運営スタッフのお母さん方は、皆さん調理師免許を所持しているプロである。
僕は調理の造詣がゼロどころかマイナスなので、全幅の信頼を置き、お任せできる。今後が楽しみだ。

午後には、地区の方が貸してくれた鯉のぼりを店内に設置。
どうせならカープ一家も泳ぎたいだろうと思い、未だ使われていない業務用冷蔵庫に、テープで貼り付けてみた。
思いのほか良い感じになったな。


運営スタッフのお母さんが、お抹茶を点ててくださった。おいしくいただきつつ、事務作業も済ませる。
昨年度はちょっとした交付金を使わせてもらったので、報告書類の作成や領収書類をまとめるなどの時期だ。


街から訪れてくださった方が、素敵なスイーツを差し入れてくださった。
甘党の僕は狂喜乱舞しつつ、おやつとして みんなでおいしくいただいた。



ちなみにランチ提供を機に、食品衛生責任者を代わっていただくこととした。

誤解されると嫌なのだが、調理してくれるお母さん方を信用していない、とかいうことでは断じてない。
むしろ信頼しかないし、万が一にも食中毒などの問題は起こらないし、起こさないように全スタッフで取り組んでいく。

が、それでも「もしも」があったときに、僕のような盆暗の貧困層の若造では、何の責任も果たせないのだ。
初めから分かっていたことではあるが。
飲みものだけでなく食べものも提供するタイミングで、調理していただく方にバトンタッチさせてもらう。
その方が間違いないだろうと。

何だか言い訳じみているけども。
名前を掲げるのは簡単だ。しかしいまの僕が背負うには、申し訳ないのだが、けっこう重いのである。



何はともあれランチプロジェクトが動き出し、より処はまた一つ、進化を遂げた。
今後も少しずつ、前へ進んでいければ良い。

こんなシメ方で良かったか。手前はあまり進歩してねえな。


2017年4月2日日曜日

【4月1日(土)】 去年より 面倒くさがりになってるぞ [住民373日目]

とはいえ やるべきことはやらねばならないし、参加せねばならない総会やら何やらも、色々とある。


年度替わりの初日は、より処の営業日。


運営スタッフのお母さんが、お昼にとカレーうどんをつくってくださった。うまかった。


大野の街なかから30分かかるところを、家族連れで訪れてくださった方々が。
協力隊時代に大変お世話になったが、いまも気にかけてくださるのがありがたい。

漫画を寄贈していただき、ミニ図書コーナーがまた少し賑やかになった。


ちょうど昨日、ある筋から諸々のおもちゃをいただいた。その中にあったドミノセットで遊んでくれる子どもたち。


そして個人的に好きな、しりとりカードゲームを紹介。一緒に遊んでもらう。
なかなか言葉が思い付かず、みんなして良い頭の体操となるのであった。


来店した地区の方々からは、数種の柑橘類をいただき、


大量のギンナンをいただいた。みんなで分けさせてもらう。


運営スタッフのお母さんは、チョコレートムースをつくってくれた。うまい。


そして豪華な夕飯も、差し入れていただいてしまった。
白米だけ手前で炊けば良いので、実に助かる。飛騨牛をはじめ、どれも美味かった。


「より処だより4月号」は、3月の終わりに地区内へ全戸配布していただいている。
こぶ茶がメニューに加わった旨と、ボランティア運営スタッフ募集について記載してみた。


水曜日は大丈夫なのだが、土曜日が不安定な状態。
日に最低二人は欲しいものの、今月は人の確保が厳しそうなため、週一の営業とさせていただくことに。

僕がいなくとも、週に二回くらいは廻していけるようになれば良いのだが。
と、前々から想っているにもかかわらず、形になっていない。

さして厚くも無いだろうその壁の前で、ずっと立ちすくんでいたのだな。さっさとぶち破れや。