2016年7月10日日曜日

【7月9日(土)】 ふわっと僕らの街に 剥がれて落ちた [住民107日目]

明日は参院選。先日届いた公報も読み、


今日、期日前投票を済ませておくことにする。投票券にお茶目な案内人が隠れていたのだが、誰でしょうか。


ごく当たり前のことであるが、僕は選挙権を得て以降、投票を欠かしたことは無い。
カナダに行っている間にも二度の国政選挙があったが、在外登録をしたうえで参政している。
よくある例えで言うところの、「選挙に行かないと、戦争になっても文句が言えない」は一理あるしな。

まあ、投じたものは死票になることが多いのだが。
国民が選ぶ、未来の日本のカタチは如何に。

ちなみに僕の支持政党は、甘党である。


七夕に一番近い土曜日、和泉地区では「七夕のつどい」が開催される。昨年は協力隊としてお手伝いをした。
主管は青葉の笛保存顕彰会なので、正規会員となった僕は、今後どうでも参加するわけだ。「住民っぽい」な。


九頭竜湖駅の裏手、笛資料館が会場となる。


午後から会員を中心に集まり、設営していく。


朝から雨が降り続いているが、後に上がると信じて。


ブルーシートで屋根をつくったり、テントを立てたり、ヨーヨーを膨らませたり、笹に飾り付けをしたり。
ひと段落したら、みんなで休憩。


訪れていた篠笛の先生から、笛を一管いただいてしまった。
僕が和泉に残り、篠笛も続けていることを嬉しく思ってくださったらしい。ありがたいことである。
見た目がカッコいいし、自分で彫ったものよりも吹きやすいように感じた。大事に使わせていただこう。


福祉センターの調理室へ移動し、顕彰会のお母さん方と作業。


夕方から、人々が集い始める。子どもたちの願いごとは、どれも可愛らしいものばかりだった。


バルーンアート体験。時おり破裂音を響かせながら、みんな頑張ってつくる。


女の子のを撮らせてもらった。可愛いワンちゃんの完成だ。


会員による、焼きそば。


うまい。


民生委員さんによる、焼き鳥。


うまい。


そして僕は昨年と同じく、綿あめ担当。
やったことある方は分かると思うが、綺麗な形にするのは意外と難しいのである。
湿度のせいか器具内に綿がこびり付いていってしまい、いっそう難易度が高かった。写真以上には多少、上達していったが。

会場では、小学生による篠笛の演奏・ビンゴゲーム・スーパーボールすくいなどのミニ屋台・花火などが行われる。
綿菓子は一つつくるのに2,3分かかるので待ち人が絶えず、僕はひたすら割り箸をくるくるし続けていた。
写真を撮る余裕は無く、腕は砂糖まみれ、顔にも引っ付く。
でも子どもらは、「上手」「おいしい」と言って喜んで食べてくれたから、それで良い。


昼の準備から手伝ってくれていた新隊員は、かき氷を担当。最後に一杯いただき、夏を味わって落ち着く。


営業終了後、残った甘味に群がる蟻んこたち。虫歯になるぞー


残り物をいただいた。わーい、独りで遊ぼう。


2016年7月9日土曜日

【7月8日(金)】 トゲのある藪をかき分けてきた [住民106日目]

奥越前まんまるサイト」のバイト。午前中は下打波(しもうちなみ)という、山深くの集落へ。


小学生を対象とした川遊びイベントを、何度か控えているらしい。
その拠点となる古民家周りの草刈りをし、


川へ下りていく道も開拓。完全に藪になっていたところを、刃タイプの刈払機で切り開いていった。
やや曇ってはいるが、じめじめと暑い。昼過ぎまでの作業で、汗だくだ。


近くの神社には、


立派な大カツラが。話には聞いていたが、ここにあったのか。


午後は阪谷(さかだに)地区で、再び草刈り。一ヶ月前にもしたのだが、既に我が物顔で伸びてきている。
樹や石やBBQスペース周り・端の方など、芝刈り機で対応できないところを、


紐タイプの刈払機で処理していく。


大体こんな感じに。残りは、追って作業するのだろう。
小石が飛んで来て痛いし、腰に来るし、思いのほか体力を削られるし、草刈りは なかなかえらい仕事だ。
終了後、やや急ぎ目で和泉へ帰り、


時間ちょうどに自主防災会の会合に参加。主に、月末に行われる防災訓練についてのお話。

消防団とは別に、自助及び共助の精神のもと組織されている同会。
朝日地区の各班から一名ずつ、消防・情報・避難誘導の各グループに所属するので、今年度は僕にもお声がかかったのだ。


帰宅すると、差し入れが。協力隊時代は同じ班で、お買い物サロンでもよく一緒だったお母さんから。
今年度は全くお会いする機会が無かったのだが、気にかけてくださっていたらしい。ありがたいことである。
こんど、お礼を言わないとな。


2016年7月8日金曜日

【7月7日(木)】 織りなす布は いつか誰かの 傷をかばうかもしれない [住民105日目]

きのう迎えた自転車旅行者ふたりは、きょう出立。
朝から雨が降っているので、落ち着いたタイミングで出れば良いよと告げ、僕は仕事へ。


今日は、和泉保育園のエセ保育士。月に二度ほど、先生がお休みの際に代替えとして入らせていただいている。


午前中は、泥んこ服に着替えて外遊びをするのが慣例。


女の子から、花束をもらった。嬉しいね。


こちらはお菓子屋さん。


年長の子たちが、キッチンで作業していた。


 
可愛らしい作品が完成。


今度は年少の子が混ぜまぜして何かつくっているところへ、



追加のスープを大量投入し、溢れかえる厨房。はしゃぐ従業員たち。


砂場で遊んだり、捕まえたカエルと戯れたり、水を操ったり、自由に動き回る。


お昼ごはんは、肉だんごのスープに、かぼちゃと卵のサラダ。
僕も子どもたちと一緒にいただき、美味しいのでおかわりさせてもらった。


先生と子どもらがつくった、巨大あじさいにカエルちゃんたち。


今日は七夕だ。みんなのお願いごとは、ちゃんと叶うに違いない。


2016年7月7日木曜日

【7月6日(水)】 求めよ、さらば与えられん [住民104日目]

和泉自治会の「ふるさとづくり先進地視察研修」の日。
30名ほどがバスに揺られ、二時間半ほど。辿り着いたのは、岐阜県中津川市の「ちこり村」。


ちっこりちこ蔵がお出迎え。


「ちこり」という野菜を栽培し、それをメインに据えた業務を行なっている場所だ。


これである。初めて見た。アンディーブとも呼ばれ、ヨーロッパでは日常的に食べられているらしい。
国によっては、一人あたり年間70本ほど食すそうだ。


下部は芋で、上部は葉。
葉の方は小舟型になっており、お洒落な感じでいただける。思ったほど苦みやクセは無く、食べやすい。


支配人から、説明を拝聴する参加者たち。


スタッフの方に館内を案内していただく。


ちこりの種。


暗所で育てられるという。うまく映らないので、


実物大モデル。


ちこりの上下を切り離す機械にセットしたり、箱詰めしたりする作業場。


続いて、酒蔵へ。


下部の芋は焼酎にして販売し、無駄なく活用。


39度のものを試飲させてもらう。非常に飲みやすく、これは調子に乗ると後が怖いやつである。


メインイベントともいうべき、ランチタイム。


新鮮な野菜を中心に、70種類以上もの料理等をバイキング形式で愉しめる。
地元のお母さん方が調理を担当し、同時に若い人への継承も なされているそうだ。


 
ひと口分ずつ、数十種類を食した。うまかった。


お土産タイムには、皆さんたくさん買い込む。


ちこり村の次は、斜面を高いところへと上っていき、


馬籠宿へ。


伝統的建物が立ち並ぶ、素敵なところだ。


これは良いアイデアのベンチ。


郵便局も味があるし、


風情のある細道。


水車は、


発電に用いられ、街灯などに電力を供給している。


気温も湿度もあり、汗がべたつく陽気だったが、おもしろい研修となった。
各所の取り組みをそのまま真似しても意味が無い。
やり方や気概など、吸収した良い部分を、和泉のために昇華したいものである。


無事に和泉へ到着し、しばらくして訪ねて来たのは、自転車で日本旅行をしているカップル。
自転車旅行者が、泊めてもらったり泊めてあげたりする「Warmshowers」というサイトを通じて、連絡があったのだ。
カナダ横断旅行中に何度かお世話になったので、今度は僕のpay it forward(恩送り)。昨年も何度かホストしている。

暑いなか岐阜県側から峠を越え、よう汗をかいたろう。シャワーを浴びてもらい、和泉の「喫茶ウィンディ」へ食事に。
ふだん19時頃には閉めているそうだが、電話したところ、来店して大丈夫ですよと言っていただいた。ありがたい。
日本に来て一ヶ月、初めてレストランに入ったという二人に、カレーライス・かつ丼・から揚げなど食べてもらう。
すべて気に入ってくれ、日本食はどれを食べても間違いなく美味しい、と言っていた。


今週も、穴馬(あなま)民踊保存会の集まり。民謡の祭典に向けた打ち合わせ及び練習である。
せっかくなので、旅行者の二人も一緒に。


スペイン出身の男女は、英語も話す。各国を周る旅行者は、共通語として身に付けているものだ。
イングリッシュスピーカーの姐さんは積極的に話しかけてくれ、


新隊員も、日本語が混ざりながらも色々とお喋りしてくれていた。
他の方々も、知っている単語で所々「応戦」。

身振り手振りや簡単な言葉だけでも、伝えようと思えば伝わるもの。
あと、自分から行く姿勢。そういうのが、何よりも大切なのだ。
いわゆる「出川イングリッシュ」。あれこそが、日本人の見習うべき姿である。


そして、せっかくなので「質調衣(しっちょい)ちょい」を踊ってもらう。
初めてだと難しいのだが、見よう見まねで けっこう形になっていた。

日本の・和泉の伝統を体験し交流し、楽しんでもらえたようなので、嬉しく思う。