2018年3月2日金曜日

【3月2日(金)】 雪の下に隠れて 自分の色を探し [住民708日目]

畑の手伝いに呼ばれる。こんな雪の積もるなか、畑しごとをすることになるとは。
何の作業かというと、


和泉地区の特産の一つ「穴馬(あなま)かぶら」の掘り出しだ。


通常は秋に収穫されるものだが、今年からは新たに、雪下も始めていくのである。


雪下というとキャベツなんかは有名だが、かぶでも同様、甘みなどが高まるわけだ。


積雪は2~3メートル。今年は特に大雪だったからな。
ユンボやら除雪機やらで、ある程度は退けてくれてある。
だが最後は人間の手で、雪をかき、かぶをほじくり出していく。


雪の下という厳しい環境に耐え育ってきた、この子たち。色が綺麗。


数人で、3ヶ所の畑をやっつけていく。大小あわせ数百の、雪乃下穴馬かぶらを収穫した。
まずはここが始まりだ。和泉地区にまた一つ、咲き誇る新たな花となってくれ。

ぜんぜん上手いこと言えてねえな。


2018年3月1日木曜日

【2月28日(水)】 あげたかったのは未来で [住民706日目]

水曜営業、より処


たまには厨房の風景を。ボランティアスタッフのお母さん方が、
ワンコインランチづくりを頑張ってくださっている。


良い匂いが漂ってくるので、食欲をそそられる。


うまそー。つまみ食いしたい気持ちを、ぐっと堪える。


本日のメニューは、からあげがメイン。他にも料理がたくさん。
品数が豊富すぎて、文字が小さくなってしまうくらいだ。


うまそー。いや、うまいのだ。

この豪華な御膳がワンコイン。ランチ部門は会計を含め全てお母さん方に任せているが、
実際のところ赤字になる日もあるらしい。それでも喜んでもらえるのが嬉しいからと、
寛大なボランティア精神で続けてくださっている。素晴らしいことだ、我々ながら。


今日も20食ほど。皆さん満足してくださっていた。何より。

あ、いま思いついたけど「一人でも多くの人に喜んでもらえれば何『より』」、
ってのも基本理念に追加しようかな。こりゃ名案だぜ。


訪れた方から、バナナのパウンドケーキを差し入れていただいた。あまうま。


より処だより3月号にも載せたが、隣接するJAさんによる感謝祭が、こんど催される。
より処もコラボする形で特別営業し、軽食をふるまう予定だ。


あるお母さんから、二週遅れのチョコレートをいただいた。ありがたい。
いちごミルク。あまうま。


2018年2月27日火曜日

【2月26日(月)】 巻き起こってる すべてのことを真っ直ぐに受け止めたい [住民704日目]

朝、猟友会の面々7名が集まる。今シーズン二度目、そして最後となる「うさぎ狩り」。
つまりみんなで狩りに行く日だ。対象はウサギではなく、ニホンジカだが。

本来ならば、狩猟期間の最終日である2月15日に行う。
だが今年は大雪の影響で、延期となっていたのだ。


まずは作戦会議。この地図で把握できてしまうところが、猟師である。

巻き狩りというスタイル。シカの潜んでいるであろう辺りに当たりをつけ、
配置についた「待ち」4名の方へ、「勢子(せこ)」3名が追いやっていくと。


今回、僕は後者。国道から雪原へ入り、林を抜け、


九頭竜湖畔を行く。だが斜面だし、雪は深く緩くなっていてズボるし、非常に歩きにくい。
猟友は「雪が腐っている」と表現していた。


眺めは良いんだけどね。谷を下りて上って下りて上って、が大変だった。
一歩一歩が雪に持っていかれるので、思うように進めず、体力よりも気力を削がれる。
その甲斐あったのか無かったのか分からないが、シカはあちこちに姿を現し、
結果として5頭が仕留められた。

「わしは後期高齢者なんやで云々かんぬん」
「カモシカが、いい男やと思って俺のことじっと見とるわ」
「お前の汚い顔を見たら、シカも逃げてく」
無線からは、そんな軽口も聞こえてくる。
笑い合い和みながらも、やるべきところはしっかりと。そういうのは、良いと思うよね。


帰り道。わしゃ疲れた、の図。
まあこんなん撮ってるんだから、元気は残ってるってことだけどね。


先ほど逃げられたシカがいるだろう辺りで、もう一度、巻くことに。
しかし残念ながら、ここは「カラ巻き」。
現代的にドローンでも使えば、簡単に分かるのかな。でも逃げてくかな。

文章は簡潔だが、これで一日しごと。終了したのは16時ころだ。
山の中の雪の上の道なき道で、ずーっと歩いたり、じーっと待ったり。それが猟師。


それから慰労会。今日の敢闘賞は、非常に歩きにくいところを頑張った勢子、とのこと。
僕はウーロン茶で、ササッと夕飯を済まさせてもらう。


もうひと仕事あるので。子ども英語教室、シーズンIIIつまり三年目の、レッスン12。
先週に導入したUtensils、つまり台所用品のボキャブラリーを復習。


センテンス(文章)もやってもらおうと思ったが、小学校の低・中学年が中心だったし、
単語だけに留めておくことに。2グループに別れ神経衰弱をしてもらう。
めくるたびに、そのワードは言わないといけないルール。


難しい名前でも、憶えてしまうのが凄いね。


Slap Game、つまりカルタも。参加者が順繰りで、出題者になってもらうルール。


発音も良いし、元気に盛り上がってるね。
教え方が良いのかな。いや、和泉っ子たちの才能だ。


レッスン後も公民館に残らせてもらい、より処だより3月号を印刷。
和泉地区内のほぼ全戸、210世帯あまりに配られる。


水曜でも休みの日があったり、木曜でも営業の日があったりする。
お越しいただく際には、どうぞご注意を。


2018年2月25日日曜日

【2月24-25日(土-日)】 ここは天国じゃないんだ かと言って地獄でもない [住民702-703日目]

ニュースで、JR越美北線(えつみほくせん)について触れていた。


今月の豪雪の影響で、ずっと運休が続いていたのだ。


一部は数日前に復旧していたものの、九頭竜湖駅までは復活しておらず


懸命な除雪作業を終え、無事に運転再開の運びとなったようだ。
通学する学生さんや、車を持たない高齢者の方々にも、ようやく日常が戻る。


土日祝しか呼ばれなくなった、レンタルスキーの仕事。
九頭竜スキー場では、けっこうな数の人が滑っている。


お客さんは、土日いずれも20組ほど。久々の賑わいを見せた。
対応するのは、ほぼほぼ僕ひとり。ちょっと忙しない時間もあったものの、
わーっと来店ではなく時間差来店だったので良かった。


先日も救援物資をいただいたけど、さらにいただいてしまった。
お心遣いが嬉しいね。ありがたく頂戴しよう。


2018年2月22日木曜日

【2月22日(木)】 かっこばかり 先ばしり [住民700日目]

レンタルスキーは、土日祝のみの営業体制をとることになった。
平日のお客さんが、あまりにも少ないためだ。まじか、すると僕は平日ニートか。


じゃープチ冬休みだぜ、というわけで、九頭竜スキー場で初滑りをすることにした。
今年初どころか、実は和泉に来てから初である。
もうちょっと早いうちに来たかったけど、雪かきとか雪かきとか雪かきとかあったしさ。


最後に滑ったのは、協力隊になる直前、つまり3年前だ。
高校メンバーで、長野と新潟に行ったんだったな。


自分が搬器がけをしたリフトで、上へ。問題なく、安全に稼動している。


会社員時代、すなわち10年ほど前に、ボード用品一式を購入した。
ビンディングなんか、ちょっとボロっとしてきているが。
年に数回くらいは、活用してあげないとな。


360度が雪景色の山々と、山あいの集落と、青々とした空。素敵な眺めだ。
めっちゃ良い天気で、暑いくらい。スノボ日和じゃん。


当時も言われたけど、格好だけは「滑れる人」になっている。
ちなみに佐宗は、子どもの頃は家族で毎年スキー、大人になってからスノボに切り替えた。

久しぶりの滑降は、なかなか良い感じで楽しい。
某あったかいテックを着ていると汗ばんだので、脱ぎ去ってやった。


もう少し高いところへ。当然これも、搬器がけしたやつ。問題なく、安全に以下略。
お客さんは十数人くらい。ほぼ貸し切り状態という、贅沢な環境だ。


いちばん端っこは、僕が草刈りを担当したコース。問題なく以下略。

数日間はまとまった雪も降っていないので雪面が心配だったものの、
湿り気のある柔っこい感じ。ガリガリよりは、ぜんぜん良い。


ただ滑っているだけの動画。
とりあえず、ターンしながらの普通の滑りは体が覚えていた。

しかし、足やら脚やらに変な力が入ってしまっており、痛くなってくる。
筋肉痛が酷くならない程度に、数本だけに留めておいた。

とりあえずは、これで満足。
徐々に思い出しつつ練習しつつ、いまからオリンピック目指すか。


【2月19-21日(月-水)】 あと少しでロックは解除出来るはず [住民697-699日目]

月曜の夜は、子ども英語教室。シーズンIIIつまり三年目の、レッスン11。
今回のボキャブラリーはUtensils、つまり台所用品。

難しい単語が多いので、じっくりと導入。
人数が少ないので、全員でSlap Game、つまりカルタをして終了だ。
同じ絵柄が4枚ずつある、カオスカルタになったけど。


通行止めの続いていた国道158号線も、水曜日から遂に全面解除。
ようやくだ。地区民にとって、非常に不便だった。

のはもちろんだが、
和泉地区へ仕事に来てくれている方々にとっても、超絶に困りものだったわけだ。
通勤時間に支障が出たり、行き帰りの山道では雪崩の危険性と隣あわせだったり、
止むを得ず地区内に泊まり込んだりと。こんなところへ通ってくださり、感謝である。

しかし汽車、つまり越美北線(えつみほくせん)の方は、未だに運休状態。
福井駅と越前大野駅の間は再開したようだが、
ここ九頭竜湖駅までの区間は、除雪がなかなか進まないらしいのだ。
日に五本しか走っていなくても、生活に必要な足としている高齢者や学生さんがいる。
田舎だからこそ欠かせない、公共交通機関。早期の復旧を祈る。


より処の営業日だ。


飾らせていただいた、雛人形その一。布製で、畳めるタイプ。


貼らせていただいた、雛人形その二。入口に可愛く、お花も一緒に。


置かせていただいた、雛人形その三。つまみを回すと、メロディが流れる。


本日のワンコインランチ、メニューはこちら。

メインは、バサのフライ。サバじゃなくて、バサ。
骨が無く柔らかいので、お年寄りや子どもにも良いという。


そのフライは、サクサクほろほろで旨かった。
付け合わせも毎度、間違いが無い。ご飯が進むね。


20食ほどが出て、本日も大好評。


ボランティアスタッフのお母さんが、一週遅れのチョコレートをくださった。
んまほー。ありがたい、そしてかわいい。