今日やって来たのは、お隣は石川県の白山(はくさん)市。
緑のふるさと協力隊の同期が活動しており、近いので
母体の某NPO法人である某地球緑化センターの某理事の耳に入ったら怒りそうだが、
他活動先を知り同期と交流を深めて、何が悪い。
大野市から勝山市を抜けて、小一時間で着く。超近所だ。
同じく同期が活動している福井県の坂井市より、実は若干近い。
仲間のところに来るのは、
9月の「出張」帰りに立ち寄った滋賀県高島市朽木(くつき)地区、
10月のブロック交流会で訪れた長野県泰阜(やすおか)村、
に続き3ヶ所目となる。
さて、活動の中心となっている白峰(しらみね)地区は、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されている。
長いので「重伝建」と略されますが。
このように、見事なまでの古民家が多く残っているのだ。
裏庭、亀さんのいる小池。
「新しくミンジャをつくっています」 …?何それ怖い。
石積みの水路のことだった。
江戸の頃から300年以上、生活用水を供給してきたというミンジャ。再整備が進んでいる。
そのすぐ近くに同期、おゆうちゃんの自宅が。屋号も掲げられている。
少し立ち入らせてもらうと、玄関にデカデカとこんなものが。
白峰では「緑のふるさと協力隊」ではなく「地球防衛軍」と呼ばれるそうだ。意味わからん \(^o^)/
その隣にあるのが「雪だるまカフェ」。古民家を利用した けっこう有名なお店だが、今日は臨時休業。残念。
おゆうちゃんも、週一くらいでお手伝いしているらしい。
その向かいで、何やら熱心に勉強する佐宗隊員。
「重伝建」の白峰地区。路地には住宅が密集しており、古風な街並みは非常に美しい。
それを観るためだけでも、訪れる価値があるなと思った。それの分かる写真は撮り忘れましたが。
「白山ろく民俗資料館」へ。
今日の受付担当さんは おゆうちゃんの馴染みの方のようで、少しお話しする。
館内も見学させていただく。
盛大かつ厳かに行われていた葬列の人形群、報恩講の料理サンプル、白山信仰について、
水でこねて食すと美味らしい「鴨足(カマシ)」 の実(※穂の形が鴨の足に似ている)など、
興味深い展示をたくさん見ることができた。
別館として、文化財である旧家が数軒。
屋根の雪下ろしをするための大梯子がかかっている。
白峰地区も、和泉地区と良い勝負の豪雪地帯なのだ。
晩秋の田舎、って感じの風情ある風景。
空模様は生憎で、小雨がぱらつく。本来なら見通しの良い景色が拝めたのだろうが、これはこれで良い。
お、自生するソーセージを発見!
その後、お隣の桑島(くわじま)地区へ。化石壁というのがあるらしい。
なるほど。和泉地区では化石がアホほど発掘されるが、
勝山市・白山市と、手取(てとり)層群というのがずっと伸びているようだ。
道ばたに、ぽつんと佇む恐竜ちゃん。ちょっと目がヤバいけど、大丈夫か。
手づくりらしい恐竜ちゃんもいた。
広大な手取(てどり)川。
「きょう 水 少なっ!」 by. おゆう隊員
特産の一つ、とち餅を購入。栃の実の薫りが鼻腔をくすぐり、適度に柔らかく、こしあんの程よい甘みがうまい。
白ヤギさんにも出逢った。
役場を訪れ、ブロック交流会でもお会いした おゆうちゃんの担当者さんにご挨拶。
めっちゃ美味いから、と勧められたお酒も購入。
火曜日なのであらゆるお店が休みだったが、だからこそ静かな、穏やかな白峰を満喫できた。
大野市にも遊びに来ることを約束させ、活動日で無いにもかかわらず案内してくれたおゆうちゃんに感謝を告げ、別れる。
帰り道、「白山きりまんじゃろ」ののぼりが目に入った。
道中の眠気覚ましを手に入れるのと、お花を摘んでおくのを兼ねて、急停止。
名札を提げたままだったので、僕が協力隊だと気付いた店員さん。
「うちのスタッフも協力隊だったんですよ」と言うのでそこにいた女性に話を聞くと、
5年前に「第17期 緑のふるさと協力隊」として、福島県で活動していたらしい。
縁あって、いまはこちらで仕事されているのだという。こんなところで協力隊仲間に出逢うとは、奇遇である。
白峰視察研修、とても楽しく勉強になった。
2月には「雪だるままつり」という一大イベントがあるとのことなので、その頃にまた訪れたい。
おゆうちゃん、ありがとうございました! (*^^)
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