「より処」として使わせていただく施設。5月までは「喫茶たんぽぽ」として営業しており、「たん」だけがまだ残っていた。
けっこうな粘着力で貼っ付けてあったものを、少しずつ剥がしていく。指先の力や握力が奪われていく。
やっつけた。
新しい看板については、和泉の子どもからお年寄りまで集まって、手づくりしてもらいたいと目論んでいる。
なるべくお金をかけたくないというのもあるが、「みんなの手でつくられていく」という理念を大事にしたいのだ。
備品類は最低限の配置をして、営業許可が出たらとりあえずオープンしてしまおうか。
あとは、ああでもないこうでもないと、みんなで少しずつ改良していけば良いんじゃないかと楽観してみるが、どうだろう。
午後から、阪谷(さかだに)地区は六呂師(ろくろし)へ。またも「まんまるサイト」のバイトだ。
京都の小学6年生が、移動教室のような形で訪れて来ている。ワラで筆づくりをするというので、そのサポート。
35名ほどを一組として、二組が入れ替わり制でやってくる形であった。
数名ずつ交代で、バームクーヘンづくりも。去年、和泉の子どもたちとも一緒にやったな。
一本ずつ丁寧に、穂先以外の余計な部分を取り除いていく。30~40本ほど集めたら、紐で縛って完成。
多めに束ねれば、ミニ箒に。こっちの方が実用的ではある。実際みんな、掃くのに使っていた。
もう少し先端等を揃えれば美しくなるけど、商品化するわけでも無し、別に良い。
「いわゆる都会っ子、ということはスレてるのではないか」と戦々恐々だったが、素直な子たちであった。
○○だから××だろう、という偏見は宜しくない。いつもピンクのシャツを着てるから変人だろう、とか。
まあそれに関しては事実なんだけども。
バームクーヘンは、良い感じに焼き上がる。けっこう余ったので、夕飯が要らないくらい食べた。支持政党は甘党である。
概要も段取りも筆の作り方も、ろくに知らされない状態で放り出される、相変わらずの激緩(げきゆる)な感じ。
それはそれで自ら模索する力は付きそうなので、ポジティブに捉え甘んじて受け入れてみるが。
身内に対する敬いや伝達なども大切だよなと、再認識するのであった。己への、今後の戒めとしよう。
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