福岡市のお隣、糸島市を案内してもらえることとなった。ありがたい。
まずはラーメン屋さん。工場直営の店舗へ。有名なようだが、僕は疎いので知らなかった。
自分好みの注文を、用紙に記入するらしい。初めてなので、ぜんぶ「基本」にする。
そして、これが非常に旨かった。福岡のラーメンというものを甘く見ていた。
黄金色のスープは、こってりの豚骨ながら全く喉への抵抗が無い。
そこに絶妙な食感の細麺が絡み、また秘伝のたれを徐々に溶かし込むことで新しい味へと変化していく。
思わず次の一すすりへと箸が進み、気が付いたときには完食しているわけだ。
グルメレポーターにはなれそうにないな。
カウンター席に座ったが、店員さんと顔を合わさずに済むよう、仕切りがされていた。
ラブホテルじゃないんだから、そこまでしなくても良いのでは。
と思ったものの、味に集中してもらうためにと考えられた、独自のシステムなのだそうだ。
海沿いを行き、とある岬へ。なかなかの数の車と人が来ていた。
となりのナントカに逢えそうなトンネルを潜り、少し上っていくと、
良い眺め。
糸島市のキャラクター、いとゴン。市の形がドラゴンの頭に見えることから、生み出されたらしい。
次に、奥まった場所の狭い道の先にある塩屋さんへ。けっこうな数の車と人が、次々と入ってきていた。
テレビ等で紹介されたことにより、老若男女の集う超人気スポットになったのだとか。
訪れる人たちの主な目的は、この塩プリン。しょっぱ甘くて、たいへんおいしい。
ポテトチップスは、塩を振り入れてシャカシャカして食べる。これもおいしい。
JAの店舗としては全国一の売り上げを誇るという、直売所へ。すごい数の車と人が訪れていた。
同期の方が仕事で間伐したという、竹林へ。この地域は、どこを見ても竹が多い。
時に、竹に引っぱたかれたりしながら作業するという。大変な仕事だ。
観光スポットらしい滝へ。ひどい数の車と人が、ひしめき合っていた。
釣り堀や、流しそうめんなどの体験ができるようだ。
近場だし、家族連れやカップルには持って来いなのだろう。
なるほど、滝である。
地下から汲み上げているという湧き水。同期の方は、ここで飲み水を調達するという。
人間の良心を信じるタイプだ。ふた口み口いただいたので、御縁の玉を投入しておいた。
半日まるまる観光案内をしていただき、福岡県ひいては糸島市を完璧に満喫できた。
お互い一年間の「緑のふるさと協力隊」を務め、短期体験の「若葉のふるさと協力隊」の受け入れもし、
そして今回「
次は「雪葉のふるさと協力隊」で、再会できれば嬉しく思う。
さて次は、某コメディアンの出身地である、
エスエージーエー。佐賀県へ。
いったん北部を通過するだけで、長崎県を周ってから戻ってくるのだが。
港町にある温泉。一般的な交通道から折れていった場所なので、ガラガラ状態だった。
コイン返却式のロッカーに100円玉を入れるも、閉まらない。あれ壊れてんのかな、とガチャガチャしていたら、
「10円玉を入れるんよ」風呂から上がり、涼んでいたおんちゃんが教えてくれる。あ10円ですか、100円かと思いました。
「他んとこは100円が多いかもしらんなあ」。ちゃんと見んならんすねー、ありがとうございます。
何ということのない会話だが、この日のこの時間にこの場所に来てガチャガチャしていなければ、
このおんちゃんと話すことは生涯なかったのだろうと思うと、これもまた縁、一期一会だよねなどと考える。
洗い場6つくらいで、ラジウム泉になっている内湯と、源泉の小さな湯船。後者は、ぬるぬる感が強い。
窓からは、目の前の港と、すぐ向かいの対岸が見える。
他に誰もおらず一人占めできてしまったということもあり、この温泉は最高であった。
夜の小さな船着き場など、その辺をぐるりと走る。
良さげな公園の駐車場を発見したので、今夜はここにしよう。
[大体の走行ルート] ※大雑把に示しているため、実際の運転とは必ずしも一致しない
【走行距離:161km/Total:7,100km】
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