2017年5月30日火曜日

【5月29日(月)】 旧約聖書のアダムとイヴにちなんで、巨泉と名付けた [車の旅31日目]

きのう車中泊したところから程近い大橋。加部(かべ)という小さな島に行ける。


風の見える丘公園、というのがあるようなので、名前に魅かれて来てみた。
めっちゃローカル感の漂うキャラクターが出迎えてくれる。


展望スペースからは、さっき渡った橋と本土と海が綺麗に見える。


これも近くの、唐津市にある名護屋城跡。


豊臣秀吉が朝鮮出兵をする際に、本拠とした場所である。


各地から、大勢の兵が動員された。いまでも、各軍の陣跡がいくつも残っているようだ。


大野市の方のために、越前大野城主・金森長近(かなもりながちか)がこちらに。
軍の規模は、800人だったそうである。


ちょっとした散歩に良さげな木陰を上がっていくと、


天守跡。見晴らしが良い。


別の大橋を渡ると、


鷹島という島。佐賀県からの陸路だが、ここは長崎県のようだ。おもしろいな。


道の駅に立ち寄ると、仏頂面のフグ集団に流し目をくれられた。見てんじゃないよ。
不倶戴天の敵だとでも思われたのだろうか。フグだけに。


本土へ戻り、また違う大橋を渡り、佐賀だけど福島へ。ここも長崎県のようだ。


島をぐるっと周っていく。見事な棚田が、いくつか広がっていた。


田舎な雰囲気が良い感じの展望台からは、


海が見える。


のどかな島だ。いいね。


また本土を、しばらくのんびりと走っていく。
えーと、これは見なかったことにした方が良いやつかな。


今度は本土でも長崎県に入り、さらに異なる大橋を渡り、


ここは平戸島。大きい島だが、いったん通り抜けて、


いい加減いくつ目か分からない大橋を越えると、生月(いきつき)島という小島。


道の駅で、くじら饅頭というのと丸ぼうろを購入。
後者は、島で数十年ものあいだ親しまれてきているらしい。材料の割合や製造方法など企業秘密らしく、
さっくり感・しっとり感・もっちり感・ほんのり甘い感などが絶妙で、これは上品なおいしいお菓子だった。


島の先端へ。バエというのは岬を指す方言だそうで、「碆」と書くらしい。


ここからの眺めは絶景。蒼い空と、穏やかな海と、自然林の緑が美しい。


大体こんな感じである。


開けた草原もあった。自転車旅行でここに辿り着いてテントを張ったら、最高に気持ち良いだろうね。
カナダ旅行しているときに、こんな感じのキャンプ場に泊まったな。


ひえー


たまには、旅のパートナーであるポルちゃんも一緒に映してやろう。

平戸島に戻り、こんどはそちらを周遊していく。
歴史上の背景からだろう、教会がいくつもあるようだった。


意外と広い島で、道も狭い。時間をかけて走っていると、
夕焼けに映える田んぼの風景を見降ろすことができた。これは美しい。
この写真では、実際の壮観がぜんぜん表現できていないのが悔しいところだ。


本土へ帰還し、鹿町(しかまち)温泉というところへ。
洗い場11くらいで、内湯とサウナがある。地元のおんちゃんが4人ほど、静かに入浴していた。
ぬるぬる感があって温度も程よく、気持ち良かった。


[大体の走行ルート] ※大雑把に示しているため、実際の運転とは必ずしも一致しない
【走行距離:272km/Total:7,372km】



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