和泉地区内の各所を刈って周る人たちの、お手伝いだ。
草刈りの必需品、刈払(かりはらい)機。
田舎では一家に一台。隊の人なら、2,3台とか所有している。
僕は持っていなかったわけだが、このたび遂に、こちらの中古品を譲っていただけることとなった。
使えれば何でもよいのだ。これはありがたい。
ぶなの木台という、いちばん新しい集落。ここの空き地など、草の生えているところ全てが今日のノルマだ。
草刈り隊の方々5名に僕を加え、レッツ正雄。
んー、なんかイマイチ。虎刈りのようになってしまうし、
だいぶ進みも遅い。まだ要領を得ていないからというのもあるが、
機械が平地向きではない、というのもあったようだ。両手で保持できる、ハンドル付きのものを貸していただく。
腰を支点にして回すように、サクサクと動かせるのでラクでもある。
お昼休憩は、周囲を囲む山々と空を眺めながら。
会社員時代なんか、窓も無い事務所の中で弁当を食べていたな。おお嫌だ。
午後には、マイ刈払機にもハンドルを取り付けていただく。ありがたい。
住宅ゾーンを、一区画単位で進軍。みんなで、ひたすらに刈払機を左右に振り続ける。
回転軸に蔓など絡ませては取り除きながら、一周してきたら20秒くらい水分補給休止しながら。
区画ひとつだけでも、一時間半くらいかかったか。
炎天下の草刈りだと、相当しんどいものがある。
だが今日はカラッとした天候で、風も吹いていた。やりやすくて助かる。
それでも汗はけっこうかくし、飲みものはどんどん消費していくけど。
用水路・林ゾーンには、のり面もある。足下が不安定なため、ここは気を張らないと非常に怖い。
バランスを崩した日には、己の身体の一部を刈り払うことになりかねない。
黙々と刈り倒していると、時間が経つのも早い。8時間が、あっという間。
草刈りのプロ集団により、この集落一帯がサッパリした。ナイス民代。
ずっとベルトを掛けていた左肩と、ずっと刈払機の振動を受けていた手が、ちょっと痛いね。
「もう芽ぇ出とるでな」とのことなので、見に行ってみる。
種を蒔いてから僅か三日で、穴馬(あなま)かぶらちゃんが頭を覗かせていた。
早いな、根菜は生命力が強いのだろうか。関係ないか。農学の知識は一ミリも無い。
3粒ずつ落としていったわけだが、99%の穴で最低でも一つは出ている。まずは順調だ。
買いもののため、街へ下りる。最近は朝から夜まで予定が詰まっており、出かける余裕が無かった。
このあと数日間も動けそうにないので、このタイミングで行くしかない。
途中、眠気が半端なかったけど。
ショッピング後にドーナツおじさんの店で、目覚ましのカフェオレと、繋ぎのオールドファッションハニーを。
そして店内に飾られていたこの絵は、さて何なのだろうか。
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