2016年4月15日金曜日

【4月15日(金)】 いつも月夜に米の飯 [住民22日目]

僕は、事務作業をしたり加工所へ行ったり、自分の仕事。


新隊員は、老人クラブ総会があるため朝から福祉センターへ。
女性の会の皆さんがお昼ごはんをつくるのを、お手伝いしていたようだ。

食事の前に役場の担当者さんから紹介があり、あいさつ。皆さんから盛大な拍手が。
一年前の自分の姿と重なる。懐かしいね。


なぜ僕もこの場にいるかというと、おいしそうな匂いにつられてやって来たのである。
お母さん方の料理は相変わらず豪華で、種類も豊富で、うまい。満腹になりました、ごちそうさまです。


 
しっかりとお手伝いをする新隊員。


午後、加工所で使用する消耗品類を買い込みに、街のホームセンターへ。


ついでに大野警察署へ出頭。ではなく、猟銃等講習会の申込書をもらう。


ついでに大野市役所へ顔を出すと、姐さんにデザートをいただいてしまった。
もちもちで、うまい。ごちそうさまです。


家に帰ると、玄関に差し入れが。どなたか分からないが、ありがたいことです。


フライパンが無い、と前に言ったら、お母さんがくれた。本当にありがたいことです。


一瞬だけ家を空けて帰って来ると、別の差し入れが。重ねがさね、ありがたいことです。


夜、ソフトバレーに顔を出す。半年以上ぶりだろうか。
始めの頃はちょくちょく参加させてもらったけど、活動が忙しくなるにつれて足が遠のいてしまっていた。
住民となったことだし、今後もまた来させていただこう。良い汗をかいた。


【4月13/14日(水/木)】 この手で 作り出せる世界がある [住民20/21日目]

4月13日(水)

僕の後任となる「第23期 緑のふるさと協力隊」が、遂に和泉地区へ着任。

山梨県は上野原市での事前研修を終え、早朝に起き、無事に到着したようである。
昨年は、二日酔いのうえ寝坊し慌てて荷物をまとめ飛び出た挙句、ケータイを宿に忘れ、新幹線の乗り継ぎに失敗し、
担当者さんに福井駅まで迎えに来ていただいた、ふざけた輩がいましたね。
はい、僕ですね。猛省しております。


「喫茶ウィンディ」にて、かつとじ定食で夕飯。相変わらずうまい。
僕が着任した最初の夜も、担当者さんに連れて来ていただいたのだ。

今まで数え切れないくらい、皆さんにごちそうしてもらってきた。今度は、僕が奢る番である。


4月14日(木)


午前は一緒に、九頭竜ダム方面と郷土資料館へ行ってみる。資料館では、いつものようにコーヒーを淹れていただきお喋り。
道で見かけた方たちには、新しい協力隊が来てくれましたよ、と紹介。

ただ後になって思ったけど、これも既に余計なお世話だったかもしれない。
隊員が想うように、一人で好きに、自由に動けば良いのだ。
あまり干渉し過ぎず、聞かれたときだけサポートするくらいにしておこう。


午後は加工施設へ。
今後 地区の人たちが採ってきた山菜を集荷するにあたり、その処理方法を確認する。


集荷日に作業していただく、協議会のワーキングチームメンバー数人が集った。
きょう試験的に扱うのは、こごみ。洗浄し、太さや長さを見てA等級とB等級に選別し、


塩蔵する。
直に、水煮にしたり、道の駅で生鮮品として出荷したりすることになるだろう。


夜、新隊員・新担当者さん・和泉支所長と一緒に「喫茶INOUE」へ。
僕は味噌、他の方はソースと和風の各カツ丼をいただく。あとコクのあるイタリアンスパゲティも。相変わらずうまい。
もう協力隊では無いのだが、またごちそうになってしまった。ありがたいことです。


僕の時代は終了し、物語は新たな章に突入した。
新隊員には、ぜひ個性を活かしてがんばって、でも頑張りすぎずぼちぼちと、和泉に色々な刺激を与えていっていただきたい。


2016年4月13日水曜日

【4月12日(火)】 I'll be back [住民19日目]

公民館の輪転機を借り、二百数十部をコピー。


そして一枚いちまい、ラミネートをかけていく。

つくっているのは「和泉山菜手帳」。
この春、地区の方が採った山菜を特産物活性化協議会で集荷する。
それにあたり、何をいくらで買い取りますよ、などの情報が記された同手帳を、地区内の全戸に配布するのである。

ラミネーターのしごとは非常にスロウリー。二台つかい、公民館の姐さんにも手伝っていただき、半日ほどかけて仕上げる。


まいたけ生産加工販売の「㈱昇竜」は、4月から新工場が稼働。
今までつかっていた加工施設が空くので、協議会で使用させていただくことになった。


清掃をし、いつでも山菜の受け入れと後処理ができるようにする。


夕方、あるご夫婦に呼ばれて行くと、お父さんが養殖しているヤマメの燻製やお漬物などをいただいた。
さっそく夕飯に食したが、当然ながら美味。薫り高く、口内に旨みが広がるのであった。
ごちそうさまでした。


2016年4月12日火曜日

【4月11日(月)】 この世はでっかい宝島 [住民18日目]

※新居にインターネットが引かれるまで、ブログ更新に若干のタイムラグが発生します。


公民館と児童館の共催行事「野山を探検しよう」。
いちおう「講師」として呼んでいただいたので、小学生たちと一緒にグラウンドまで歩く。

昨年は協力隊に着任して間もない頃の参加で、子どもたちとの初絡みであった。
天候が悪かったので、屋内での遊びをしたんだったな。


こんど児童館で よもぎ餅をつくるそうで、ヨモギを採集。つくしやお花を摘んだり、草笛を吹いたりもしながら。


おやつタイムでエネルギーを蓄える。
風が強く肌寒いが、和泉っ子たちの元気さの前には、それすら吹き飛んでいく。


来た道を戻る。
郵便局前の濠には鯉が泳いでおり、立ち止まってしばし眺めていた。
案の定というべきか、ひとり水筒を落としてしまい、局員さんに拾い上げてもらうことに。


保育園庭で遊んでいた園児に声をかける。

のんびりと、歩いたり・走ったり・はしゃいだりしながら散策をし、約二時間。
昔の外遊びでもしようかと計画していたのだが、それをするまでも無く、子どもらは自然と楽しみを見つけるのであった。


小学生えいご教室は、本日よりシーズン2が開始。
「♪Head, Shoulders, Knees and Toes」の歌に合わせて身体を動かし、ボディパーツの単語を学習。

「Simon Says」というゲームを応用し「Tacchan Says」にして遊んでみる。
(『Simon Says, touch your ~』の指示で、その部位に触る。
ただし『Touch your ~』だけのときは触ってはいけない。簡単そうに思えるが、意外と引っかかってしまう)


用意したのは、こちらの13単語(腕と肘は同一カード)。
子どもらは既にほぼ完ぺきに記憶しているが、来週・再来週もこれらを使う予定だ。
覚えた単語を活用して、うまくセンテンスを学べるように工夫していきたいね。


2016年4月9日土曜日

【4月9日(土)】 幸せを探す人が一番幸せだって [住民16日目]

集う人々。


和泉地区内に植えられている花桃(はなもも)の木々から、雪囲いを外してやる作業の日である。
雪に負けて折れてしまわないよう、冬が訪れる前には縄で括る。そして春が訪れる頃に解放する。
雪国ならではの、たいせつなしごとだ。


既に芽吹いているものもあった。今年は例年よりも早く咲きそうとのこと。
赤・白・ピンクと美しい彩りを見せるハナモモは、和泉の春の風物詩。


これから、新緑も鮮やかに染まってくる。楽しみやね。


雪囲いをするときは一本いっぽん縄を結んでいくので、時間がかかる。しかし外す作業は早い。
お昼にみんなでいただくのは、


婦人会の皆さんがつくってくれた料理。これが楽しみで来るんすわ。


一通り取ってみたが、いったい何種類あるんだろう。一日30品目は、軽く凌駕している。
どれも最高にうまい。幸せである。


一所懸命つくってくれたお母さん方に感謝。ごちそうさまでした、いつもありがとうございます。


サックスやノコギリの演奏があり、


ビンゴ大会では早めに当てることができたので、猪肉ソーセージをいただく。


そして恒例というべきか、余りをたくさん持ち帰らせていただいた。ありがたいことです。


そして午後は、一年間お世話になった協力隊ハウスを大掃除。今さらである。
これで次の隊員さんに引き渡しても恥ずかしくない状態になった。はず。


さて、緑のふるさと協力隊として和泉地区に着任したのが、ちょうど一年前のきょう。
来てすぐに花桃の作業があって、婦人会の皆さんの料理をごちそうになって、感動したのだった。

季節はひと巡りし、いま一人の住民としてこの地に生きている。
当たり前の幸せを噛みしめながら、日々を過ごしていこう。


2016年4月8日金曜日

【4月7/8日(木/金)】 こんなにも人が溢れて 心はたくさんあるはずと [住民14/15日目]

4月7日(木)

福井県庁を訪れ、職員さんの運転する車に乗せていただく。


やって来たのは若狭町、「道の駅 三方五湖(みかたごこ)」。
福井県の地域おこし協力隊連携事業として、昨年9月の物産フェアで訪れて以来だ。


まさにその連携事業第4弾として、協力隊員が集い打ち合わせ。
僕はもう協力隊では無いけども、OBとして、アドバイザーとして、協力隊に勝手に協力し隊として参加。というのも、
5月14/15日(土/日)、大野市和泉地区で開催する「九頭竜 新緑まつり」に、5市町が足を運んでくれることとなったのである。

入込数の多い祭なので、けっこう忙しくなるかもしれない。
でも、まつり自体も楽しんでもらいながら、和泉の魅力も知ってもらいながら、やっていけたら良いな。
「福井力 ~ふくいの魅力しっちゃいな祭(さい)~」として出展しますので、ぜひ皆さん覗いてみてください。
各地のうまい食べものを販売したり、観光PRしたり、みんなで頑張りますよ。


打ち合わせ後、運転していただいた職員さんと、県庁に近い「見吉屋(みよしや)」さんで食事。
福井県名物、ソースかつ丼と越前おろしそばのセット。
カツはソースがよく滲みていて、そばはさっぱりながらダシが効いていて、うまかった。

大野へ戻り、人事異動後はじめて、市役所へ冷やかしに。


そして「結の故郷(ゆいのくに)推進室」でつくっていたコレが、ついに完成していた。何部かいただく。
大野市の移住応援マガジン「オオノグラシ」のvol.2。和泉っ子たちとの集合写真が表紙だ。


取材をしていただき、プロのカメラマンさんに写真を撮っていただき、プロのライターさんに文章を書いていただき。
めちゃくちゃ素敵に仕上がっている。ありがたいことです。

大野の内の人にも外の人にも、少しでも魅力が伝わると嬉しいね。


4月8日(金)

早朝から、制服に身を包み、市役所脇の広場に集まる市内の消防団員たち。

4月8日は大野で「明治の大火」があった日で、消防総合訓練が行われるのである。
平日にもかかわらず、多くの人が集まっている。僕は消防団員として、初出動だ。


開会式ののち、


一斉放水(写真はリハーサル時のもの)。
風下にいた我々は、それなりに水を浴びることになる。


はしご車と、


ヘリコプターによる救助訓練。


同ヘリは、今年度から新調されたそうだ。かっこいいね。


放水訓練。


音楽隊の皆さんが、スピッツの「チェリー」・名探偵コナンのテーマ・ディズニーの曲、を演奏。


分団ごとに行進をし、退場。
その後は団員のみで講堂に集まり、訓示や表彰、そして解散。ちょうど午前中いっぱいの催しとなった。

さて、きょう思ったのは、「団員たちに締りが無いなー」ということ。
ポケットに手を突っ込んでいたり、誰かが話しているときや演奏しているときもお喋りしていたり、フラフラしていたり。
和泉分団に限らず他も、どこも同じような感じであった。大野に限らずどこの市町でも、同じような感じなのかもしれないけど。

大学の警備員時代に一挙手一投足を厳しく指導されていたからか、それと比べると、ものすごく だらしなく見えてしまう。
消防団というのは奉仕活動だし、そこまでシビアに指導されるものではないかもしれない。
でも、人として最低限のマナーは持つべきだろう。

私語なんかは、日常のなかでも気になってはいた。
都会にも同様のものは見られると思うけど。田舎の悪い緩さが、一段と露呈してしまっている部分なのかもな、と感じた。

とはいえ、消防団員として、身の引き締まる想いも感じた日であった。
八王子で暮らしていたら、ぜったい入団していない。これも御縁。大野市の、和泉地区の、防火や防災に努めさせていただこう。