ただでさえ疲れが溜まっているだろうに、申し訳ない気持ちだ。
そのあとは息抜きに、深夜の花火。少しだが、事前に用意しておいたのだ。
まあ僕がやりたかっただけなのだが。
結局、就寝は2時過ぎ。
最後の最後まで、隊員たちに無理をさせてしまったな…
不覚にも涙を流してしまったわけだが、
自分への不甲斐なさを感じ、和泉の人たちの温かさに改めて気付かされ、
そこに別れの寂しさなども加わり、気持ちが不安定になってしまったのかな。
隊員たちにも、情けない姿を見せてしまった。
しかし泣いても笑ってもあと一日。楽しまなくちゃ。
若葉のふるさと協力隊、五日目。最終日である。
もちろん隊員たちは寝不足。
公民館の方と僕で、流しそうめんで使うテントを取りに行き組み立てる。
その間、隊員たちには家で荷づくりなどしていてもらい、
途中、5人は公民館長の車で、小学生の笛と太鼓の練習を見に体育館へ。
合流し、コースを作る。
重いテントをみんなで運んだら、
フルーツポンチと白玉をつくるお手伝い。
小学生たちが集まってきたら、いよいよ若葉さいごのイベント、流しそうめんが始まる。
隊員たちも、子どもらと話をしながらそうめんを啜る。
初めて会う人でも物怖じしない、和泉の子たち。
いろいろ聞いたり聞かれたり、楽しそうにしていた。
そうめんは、こうしてワイワイ食べるのが美味い。
途中、なぜかゼリーも流していた。
スイカが出てくると、草むらに向けて種飛ばしをする子どもたち。
デザートのフルーツポンチは好評だった。
こんどは5・6年生が流し、大人たちが食べる番。
診療所の先生や向かいの消防分遣所からも人が集まり、うどんも流し、盛り上がる。
だいぶお腹が膨れてきたところで、そろそろ出発の時間が近付いてきた。
和泉支所へ移動し、支所長から労いの言葉をもらう隊員たち。
一人ひとりが修了証を受け取り、
プールへ行ってしまった子どもたちを追いかけ、みんなでパチリ。
お世話になった公民館の方々にもあいさつする。
ふたたび和泉支所へ移動したら、いずみ通信を用いて今回の活動について発表してもらう。
ビデオ撮影もし、こちらの様子は和泉地区のケーブルテレビで放映される予定だ。
素晴らしい通信である。よくつくってくれた。
そしてなんと、僕へのメッセージも残してくれた隊員たち。
だから昨夜、作業が遅くまでかかっていたのか。泣いてまうやろ。
さて、道の駅でおみやげを手に入れたら、和泉地区を出発。
途中の酒屋さんで「黒龍」という地酒もお土産に購入し、福井駅へ向かう。
とんちゃん(ホルモン)も、担当者さんが一人ひとつ、プレゼントしてくれた。
お疲れの隊員たち。
本当、よく頑張ってくれた。色々と振り回して、悪かったね。
楽しかった、東京に帰りたくない、と言ってくれたのがまた嬉しい。
和泉の魅力は、しっかりと伝わったようである。
またいつでも遊びに来てよと告げ、 福井駅で解散。
家に帰ると、がらんとしている。あんなにワイワイやっていたのに、いまはただ静かだ。
家族が出ていってしまう寂しさというものが、少し分かった気がした。
けっきょく僕は、今回の若葉隊員5人が大好きになってしまい、仲間として一緒に過ごしていたんだな。
連日 暑かったので、目からも汗が出てくるようになったらしい。
今回、はるばる大野市まで来てくれた5人。楽しんでもらえたようで良かった。
僕もこの五日間、めちゃくちゃ楽しかった。
でも、伝えたい魅力はまだまだたくさんある。もっと知ってもらうためにも、また来てもらわな困る。
優香ちゃん・桃香ちゃん・小蕾ちゃん・拓斗くん・実里ちゃん、本当にお疲れさまでした。
で、次はいつ来るんや?
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