10月15日(土)
朝一番で、福井駅へ迎えに。
カナダ時代、一緒に英語を学んだ友だち二人が、訪ねて来てくれるのだ。
いまは神奈川と愛知に住む友人たち。
忙しいなか土日の弾丸で、それぞれ夜行バスと早朝バスに乗って。はるばる遠い福井まで、嬉しいことだ。
一年半ぶりと三年ぶりとだったが、こないだ会っているかの如くすんなりと、違和感なく再会。
福井市から大野市へ、40分ほど。徐々に田園風景になっていく様子を眺めてもらう。
お昼は、大野の街なかにある「梅林(ばいりん)」で、名物の醤油カツ丼と越前おろしそばのセットを食す。
さっぱりしていて美味しく、好評であった。
まずは大野の街なか散策。越前大野城の足下には、大正時代の手押しポンプ(復元)があった。初めて見た。
城の聳える「亀山」の遊歩道を、のんびりと15分ほどかけて上っていく。
陽射しは強めだが、少し風もあり、木々の陰に入ると心地良い体感。
城内の展示コーナーを周り、天守閣へ。
山に囲まれ外界から切り離された大野の街が、一望できる。
下山し、水の湧き出る「お清水(しょうず)」へ。
名水のまち、越前おおの。その湧水は、ひんやりしていて軟らかく、おいしい。
「はいから茶屋」で、おやつタイム。あまい。
城下町の「花垣(南部酒造)」で日本酒を試飲。大野市には4つの酒蔵があるが、そのうちの一つだ。
名水を使用したお酒は、口当たりがよく、非常に飲みやすい。
「越前大野駅」前の像。ゆきんこ、だったと記憶しているが定かでは無いし、いわれも知らない。
なぜ回転するのかも、謎である。
大野の街なかから和泉地区へ、30分ほど。徐々に山へ入っていく様子を眺めてもらう。
「道の駅九頭竜」で恐竜親子の咆哮を聞き、「九頭竜ダム」を見に行き、「平成の湯」で温泉に入ったら、
ほぼフルムーンの下を歩く。
そして「氏子若衆(うじこわかしゅう)」の、祭の打ち上げに参加。魚料理メインの「いな美」さんで、美味い料理とお酒とともに。
前にお話ししたところ、ガールフレンズも快く受け入れていただいたのだ。
昨年は父と自転車旅行者を引き連れ、今年は友人を伴い。嫌がるどころか歓迎し、歓待してくれる、寛大な人たち。
若衆代表のお宅で二次会も行わせてもらい、てっぺんまで。
みんなでめちゃくちゃ笑った。気兼ねせずラクにいられるし、すげー楽しいメンバーである。
10月16日(日)
翌朝。朝ごはんを買いに、道の駅の直売所へ。
ちょうど九頭竜まいたけの試食販売をしていたので、食べてもらう。
肉厚で歯ごたえがあり、炒めて塩コショウだけで充分にうまい。
汽車が来る時間だったので、撮影タイム。
日に5本、単線、一両編成、ワンマン運転。景色を愉しみながら、のんびり旅をするには最高である。
街へ下りて再びの花垣でお酒を買ってもらい、銘菓・けんけらをお土産に持たせ、福井駅まで送った。
一泊二日に内容を詰め込んでしまい、疲れさせてしまったかな。
でも「楽しかった」「また来たい」と言ってくれたので、嬉しく思う。
連れていきたい場所、食べてもらいたいもの、会って欲しい人など、まだまだたくさん。今度は長めの滞在で、ぜひ。
訪問者には、自分にできる限りのおもてなしをし、大野の・和泉の魅力をあるがまま伝えたい。
次は、誰が来てくれるかな。
前に「より処」の備品類を譲っていただいた、街の方のお宅へ。
使えそうな品々を、三たび引き揚げさせてもらうことができた。
(※リラックマは、もともと佐宗の所有物)
更には洗濯機など、僕が個人的に欲しいものもいただいてしまった。
猟銃を所持する関係上、いまの家では公安からNGが出てしまったため、4軒となりへ引っ越すのである。
(※コリラックマは、もともと佐宗の所有物)
ワーキングプアの身としては、必要な家電などを新たに購入する余裕は無い。
お譲りいただけるのは非常に助かり、大変にありがたいことだ。
夜。隣は岐阜県の白鳥(しろとり)へ、食事へ連れて行っていただいた。
カッコいい名前の中華屋さんで、
ラーメン・唐揚げ・餃子などごちそうになる。うまい。
二軒目は、軽くスナックで。
大人の世界というか、やはり僕は、こういうところには向いてないな。
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