きのう来てくれた自転車旅行者。今日は休みにし、もう一日、滞在してくれるという。
というわけで僕も午後は休みにし、連れて周ることに。
道の駅九頭竜で、まいたけ弁当・からあげ・じゃがいもの煮っころがし・とち餅を食する。
どれも美味しいと、気に入ってもらえたようだ。
郷土資料館を訪れて和泉の化石や歴史に触れ、コーヒーを淹れていただき少し滞在。
街へ下り、越前大野城へ。
徳川時代の歴史に精通している彼。
館内の展示スペースでは、鎧や武具や駕籠(かご)など、なかなか興味深かったようだ。
お城の外観を臨んだことはあれど、天守閣へ上るのは初めてという。
年に10回くらいは天空の城が現れる、ということも教えておいた。
お清水(しょうず)で湧き水を口にし、和泉へ戻って児童館へ。
子どもらは最後の二人が帰るところだったが、先生とお話ししてもらう。
「喫茶INOUE」で、カツ丼をいただく。
これまた美味しい、自転車で長距離を漕ぐエネルギーが補給できたと、たいへん気に入ってもらえた。
彼は自宅待機し荷物をまとめるなどし、僕は消防団の夜間訓練、十一回目。
今日は水を上げ、最初から最後まで通しての練習を三回ほど行う。
いちばん難儀なのが、やはり放水。
筒先を上手いこと腰骨に乗せないと、腕に無駄な重みがかかり、ツラくなる。その後の動作にも支障が出てくるのだ。
水圧に負け、ふらついてしまう回もあった。こんなんではダメだ。
その間、僕は部分ぶぶんの確認をしたり、指導を受けたり。
帰宅後、旅行者と軽く宴を。夜に語らう相手がいるというのは、良いな。
日本のビール、大野市の銘菓・けんけら、大野の日本酒。これらも非常に美味しいと、気に入ってもらえた。
「都市部ではなく こういった小さな地域に暮らして、どういったところが良いと思いますか」
と、出逢ったうちの3名ほどに訊いていた旅行者。というか通訳したけど。
やはりというべきか、漏れなく「人」であった。
食べものなど分け合ったり、雨のときは代わりに洗濯物を取り込んでくれたりと、お互い自然に助け合う。
みんなよく知った仲で、顔を合わせれば挨拶してお喋りして笑い合って、という日常がある。
後者は僕のだが。そんな田舎に、いつか自分も住みたいなと言ってくれていた。
自然・食べもの・場所・文化・人など様々なものを、初めてのことを、楽しんでもらえたようである。
和泉・大野は すごく良いところだねと気に入ってくれたので、嬉しく思う。
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