2017年1月15日日曜日

【1月14日(土)】 我が物と思えば軽し笠の雪 [住民296日目]

福井県全域に、大雪警報が発令されていた。
県内では、どうやら九頭竜(和泉地区)がいちばんの積雪のようである。嬉しくねえ。

実家の東京都八王子市では積もっても20~30cmくらいなので、まったく未知の世界だ。


車、埋まってるし。車庫が無いのは、地味にきついな。
小一時間は早起きして雪かきせねば、発車もできない。


銀世界とか舞い散る白い花とか、歌の文句のような綺麗事を言っていられる状況では無い。
みんな自宅前の雪をどかすだけでも、相当のエネルギー消費だ。これは辟易する。


午前中は、株式会社 昇竜のバイト。

午後は、より処。
雪は降り止まないし誰も来ないだろうなと思いつつも、営業日だと告知している手前、開店。


運営スタッフのお母さんがお一人、手伝いに来てくれる。

そしてお昼ごはんを食べる暇の無かった僕に、差し入れを持ってきてくださった。
余りものを詰めてきただけというものの、ごちそうである。ありがたく平らげた。


予想に反し、5名ほど訪れてくれた。
いただいた、ふかしたてのお芋。程よい柔っこさと甘みで、うまい。


白かりんとうは、開けてみんなでつまむ。


未就学の子が読み手となり、持参してくれた ことわざカルタをした。
ほぼ全て覚えてしまっているようで、読み札も用いず、端から読み上げていく。
門前の小僧習わぬ経を読む、とかスラスラと。すごいな、日本語に強くなりそうである。これは良い教育だ。


ときどき吹雪くように舞う、白い妖精たち。いや悪魔だろうか。


夜は、氏子若衆の打ち合わせ。毎年恒例の どんど焼きに向けて。

酒席となると愚痴だったり人の悪口だったり自分の話したいことばかり間断なく喋ったりする人たちが多いなか、
氏子若衆の集まりではそんなことも無く、非常に居心地が良い。
みんな面白く好きなメンバーだし、口下手な僕が会話に入れる間(ま)もあるし、落ち着ける場だ。

おいしく、楽しいひとときであった。


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