きのう訪れた、スイスからの自転車旅行者たち。
今日はデイオフにするという。けっこうな山道をずっと走って来たらしいからね。旅人には、心身を休める日も必要だ。
というわけで、色々と連れて周ることにした。朝一で道の駅九頭竜へ行き、
まいたけ弁当・から揚げ・じゃがいもの煮っころがし・おはぎ・とちもち、を購入しブレックファスト。
僕としたことが、写真を撮り忘れた。
男性の方は化石に興味があるらしいので、化石発掘体験へ。ここ和泉地区は、アホほど化石が見つかる名産地だ。
貴重な恐竜やアンモナイトはさすがに無かったが、貝や植物はいくつか見つかった。
少し休むということで、午前中はゆっくり過ごしてもらう。
昼すぎに、地区内のお店「喫茶INOUE」にてランチ。おろしそば・カツカレーがオーダーされる。
味もさることながら、小皿や付け合わせなどバラエティ豊かに愉しめるあたりも、日本の食を気に入ってくれている。
和泉公民館を訪ねると、職員さんが麦茶や緑茶を出してくれる。日本のお茶も好きだと言っていたので、喜ばれる。
そしてある方が、たこ焼きを差し入れてくださった。各人に一箱。ありがたい。
旅行中に食べたことがあるそうで、これもフェイバリットだという。
はふはふしながら、いただいた。あつい、という日本語もボキャブラリーに増えたようだ。
児童館へ行ってみる。
相手が誰だろうと人見知りしない和泉っ子たちに、歓待を受け、というか遊び相手にされることとなる。
賑やかで白熱で汗だくのドッジボールが、数ラウンド展開するのだった。
子どもたちが、畑で育てて採った野菜。だというのを、ある子が日本語ながらジェスチャーを交え、ちゃんと伝えていた。
素晴らしい自主性と、コミュニケーション能力。感心する。
和泉で育つ子たちは本当にエネルギッシュだしオープンマインドだし、たくましくて物怖じしないのだ。素晴らしい。
で、その炒められたピーマンとナス、あと新鮮なトマトをいただいた。おいしいわ。
昨日は温泉だったので、今日は地区内もう一つのパブリックバス、パークホテル九頭竜のハーブ湯へ。
風呂あがりに、少しニジマス釣りを体験してみる二人。
ちなみに支配人が教えてくれたが、英語だと「rainbow trout」らしい。そのままなのだね。
かき氷をいただき、クールダウン。久々に食べた気がする。ひんやりさくさく、旨かった。
夜。道場で、何やら墨を磨る来訪者たち。
ちょうど習字教室があるということで、良かったら来ないかとお誘いいただいてたのである。
ぜひ参加したいと、二つ返事だった。
先生は、和泉の方。より処には、寄贈いただいた各種の書作品も飾らせてもらっている。
筆を垂直に持つということから、初歩的な練習から、太い線と細い線の書き分けから、色々と教授を受けていた。
スイスは漢字だとどうなるのか、という話になり調べたところ、こんなん。
先生のお手本を真似しながら、意外と上手に書きあげる。僕より達筆だわ。
地域の伝統の一つ、穴馬(あなま)和紙のプレゼントもあり、更に先生が言葉を入れてくださった。
これは貴重なものだ。良いおみやげになるだろう。
街へ下りる。時間も遅くなってしまったので、ラーメン・牛丼・居酒屋、の三択となったディナー。チョイスはビーフボウル。
チェーン店でファストフードだが、言うたらこれも現代日本の食文化の一つ。これはこれでまた、好評であった。
日本独特の文化に、諸々の体験に、美味しい食事に、人々との交流にと、かなり満足してくれたようなので何より。
リアリーナイスピーポー、ですってよ皆さん。カタカナ多いな、今日。
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