来てみた。大野市は阪谷(さかだに)地区、六呂師(ろくろし)というところ。
ここで自然体験活動などを行う「まんまるサイト」の主催だ。
この日は僕を含め6名が参加。まんまるサイト代表と職員さんが案内人となる。
午前は人生初のスノーシューを装着し、森林散策。
雪に少し沈みこみながらも、さくさくと踏みしめて歩く感覚がおもしろい。
予報では雨になるかも、といっていたものの見事に日本晴れ。皆さんの日頃の行いが良いのでしょう。
変に力を入れたり脚を上げて歩いたりすると、無駄な体力を使う。要するに、ふつうに歩行すれば良いのである。
雪上には、色んな動物の足跡が残されていた。
これはカラスが降り立った際の、足と翼の痕跡。写真上部のほう、お分かりになるだろうか。
やわらかな日差しを浴びながら、輝く白い結晶の上をゆく。気持ちいいもんである。
「六呂師」の地名は、ろくろ細工をする「轆轤師(ろくろし)」に由来しているらしいのだが、詳細は知らない。
たて穴をあけてみると、積雪は60cmくらいか。その上を歩けるんだから、おもしろいもんだ。
道路に出ると、よく分かる。車止めのコレが、ほぼすっぽり埋まっていた。
雪に覆われた田んぼや遠くの山々が一望できるスポット。いい眺めだ。
ここでスノーシュー短距離レースを二本。一等賞をいただきました。
走ったし天気は良いし、体が温まった。ここからは、いつものピンク半袖ポロシャツで歩く。
和泉には九頭竜国民休養地があるけど、ここも国民休養地だったんやね。
獣の足跡や植物や鳥などを観察しながら、わいわいとお喋りしながら、八本のシュプールを刻んでいく。
お昼は事務所に戻り、代表の奥さんが午前中つくってくれていた ごっつぉ(ごちそう)をいただく。
節分前ということで、恵方巻き風にして食べてみたりする。
うまかった。午後も動くためのエネルギーを蓄え、小休止をしたら、
午後は各々ソリを曳き、軽く登山。
大野の街も一部が見渡せる。標高は高い。
やや傾斜になっているところで「練習」しつつ、10分ばかり進んだか。
高みへ到着。さあ滑ろう。
ソリ遊びなんて20年ぶりくらいかもしれない。
まずは仰向けの「リュージュ」スタイルで。体を直線に保てば、けっこうスピードが出る。
次の斜面からは、うつ伏せの「スケルトン」スタイルで。これはかなり速くなり、おもしろい。
みんな童心に返って ひとしきり遊び、代表の奥さんが持って来てくれた おやつで一息つく。
温かい飲みものに、
雪の冷たさを利用してつくったアイスは、ケーキやビスケットに乗せて頬張る。うまい。
和泉でもあまり雪遊びできていなかったので、こうして楽しめる機会を与えてもらえたのは ありがたい。
今日の様子は後日、まんまるのウェブサイトで公開されるはずです。
最後に、でっち羊かんとお茶でくつろぐ。福井では、水ようかんは冬に食べるのが習わしだ。
大野市は「名水のまち」ということもあって特に推しており、市内の各菓子店でつくられている。
黒砂糖の甘みに、つるんとした口触り。いくらでも食べられてしまう。
さて、このようなおもしろい活動を多々催している「まんまるサイト」、職員を募集中とのこと。
環境や自然・エコツーリズムといった分野に興味のある方は是非、まんまるに直接か僕に、お気軽にお問い合わせを!
夜。大野市出身である国会議員さんの、ファンクラブによる新年会に呼んでいただいた。
ほとんどが大野の街なかか市外の方で、お知合いは数人。しかし新たに出逢う方々と話をするのは、おもしろいものだ。
大野、そして福井県の人はフレンドリーなので話しやすいのである。
「協力隊」という立場があるで入っていきやすい、というのもまたありがたい境遇だな。
しかし余談だが、室内で喫煙していいという因習をそろそろ本国でも改めて欲しいと強く願う。
今回の集まりに限ったことで無く、食事や飲みの席に行くとどこでも煙草タバコたばこ。
この点においては、都会よりも田舎の方が根強いのかもしれない。
眼やら喉やら頭やらが痛くなってくるし、服に匂いが付くし、各器官が侵されそうだし、これだけは本当に嫌である。
できればカナダのように室内完全禁煙。でなければ少なくとも完全分煙を推し進めるべきだと思う。
と、いうのを議員さんに提言すれば良かったのか。
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