滞在した道の駅。駐車場は広めだが、他にいた利用者は2組くらいだけ。
隣接する国道は車も全然通らないし、静かで快適に過ごすことができた。
朝、うっすらと虹がかかっていた。写真だと、左側にちょっと見えるだけだ。
今日は晴れるのかな。
否、雨であった。ぱたぱたと車を叩く音を聞きながら走るのも、それはそれで良いもんである。
山道を上っていくと、霧が出てきた。慎重に進む。
峠からは、何も見えない。まあしょうがない。
先々で銘菓を口にするのも、ちょっとした楽しみ。
ある道の駅に隣接するパン屋さんが、手前と同じ名だった。袖振り合うも何とやらか。
フィッシュバーガーで小腹を満たす。
雨もやみ、海沿いをひた走り、
イカちゃんが出迎えてくれた道の駅で、焼きたてをいただく。
これは旨かった。飽きも来ず、ぜんぶ一気に平らげる。
そろそろブルーフォレストには別れを告げるとし、
オータムライスフィールドに突入。
お殿水(とのみず)、とやらがあった。世界遺産・白神山地に源を発する湧水で、
その昔、殿さまが飲み甘露だと褒め称えたのだという。
国道を走っていると、ドラゴン発見。
合併する以前は、八竜町という地名だったようだ。九頭竜のきょうだいかな。
ひたすら真っ直ぐに、何キロも続く道。寝そうで怖い。
なまはげちゃんが出迎えてくれる、男鹿(おが)半島。
温泉郷の奥、綺麗なホテルへお邪魔し、日帰り入浴をさせてもらう。
洗い場数は10ほどだが、お風呂も脱衣所もゆったりとしている。内湯・露天・サウナと揃っていた。
露天では、植えられている椿の木からか、甘い薫りが漂ってくる。ほぼ貸し切り状態で、じっくりとお湯を愉しんだ。
半島を周回してみる。崎があり、
背の低い植物のあいだを道が走る。見通しが良い。
ちょっと道を間違えたが、誰もいない駐車場があったので車を停め、
その展望スペースから海を望む。傾いてきた日も相まって、なかなか良い眺めだ。
反対側も。夕日に照らされ、黄金色に輝く草木が美しい。この写真だと、あまりよく伝わらないかもしれないが。
これは良い景色を見た。違う道を来てしまっても、こうした怪我の功名もある。
海と、まだシーズンオフ中の木々を眺めながら走る。気持ちの良い、個人的に好きな風景の半島だった。
秋田を縦に三分の二ほど行って、道の駅で車中泊。日々の試行錯誤により、
暗幕を張るのもスムーズになり・脚を伸ばして・割あいぐっすりと眠れるようになってきた。何ごとも慣れだね。
とはいえこの晩の夢は、車を運転していて崖から落ちるという、最悪なやつだった。
旅に関係なくちょいちょい見るが、夢占い的には相当にマイナスな暗示なんだろうな。
あー死んだー、と思ったけど生きてた良かったー。で、もっかい寝る。
[大体の走行ルート] ※大雑把に示しているため、実際の運転とは必ずしも一致しない
【走行距離:402km/Total:3,560km】
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