ゆうべ泊まったパーキングスペース。
国道沿いだが交通量も少なく、他の車は1,2台。静かな夜であった。
引き続き、鳥取県をゆく。
朝の陽光と風を浴びながら、田舎道を走る。気持ちが良い。
月曜の朝の風車たち。
しゃーねーな周ってやるか、とでも言わんばかりに、ゆっくりと気怠そうに回転を始めていた。
鳥取の北西端、境港(さかいみなと)市。交番までもが妖怪仕様になっているここは、
水木しげるロードのある街。先生の出身地だ。
僕が小中学生の時分、日曜の朝にゲゲゲの鬼太郎が放映されていた。よく観てたよ。
そちらこちらに、妖怪の像が設置されている。
ヤマタノオロチ。見た目がドラゴンだけど、ヘビだよな。
一見すると普通のロードで商店街だが、
あれも、
これも、
どこも妖怪づくしだ。
こうして一つだけ、まち全体で前面に押し出していけるものがあれば、観光は成立するのだね。
銅像は150体以上も置かれているようだが、ほとんど知らない。
何の妖怪なのか、見当もつかないものばかりである。
なまけ者になりなさい
龍も妖怪にカウントされるのか。
おそらくチャイニーズの観光客が、何台ものバスで大挙して押し寄せてきていた。
ぶらりと観て周って満足したし、間違って一緒に行動してしまう前に、撤収。
その辺をふらふらと車で走り、見かけたお店に突撃。
数量限定の海鮮丼がまだあるとのことだったので、いただく。
けっこうリーズナブルながら、ちゃんとボリュームもあり、旨かった。
橋を渡ると、次のステージ。島根県へ。
海沿いの県道をのんびりと行き、
松江市で、コワーキングスペースを発見。鳥取で利用させてもらったのと、同じような場所だ。
僕以外に利用者はいなかったが、もっと活用されても良いのでは。ブログの更新作業をする。
帰りがけ、スタッフのお兄さんに、島根県の観光情報を尋ねてみた。
あまりメジャーじゃないところが好みなんですがと注文すると、2,3ヶ所、おもしろそうな場所を教えてくれた。
これはありがたい。明日、行ってみるとしよう。
どこの田舎でも、野焼きというかゴミ焼きというかをしているけど、これはちょっと煙たいレベルが高い。
海潮(うしお)温泉というのを見つけたので、突入。
入浴料は、驚安の300円であった。ちゃんとソープ類も用意されていて、だ。
中も綺麗で、洗い場は11。隣との間仕切りも設けられている。
内湯とサウナがあり、ゆったりできる感じ。利用者は、みな静かに、かなりマナー良く入っていた。
牛乳も、たった100円。
地元の人たちも多く訪れているようだし、ここは良いところであった。
しばらく走り、導かれるように山奥の道の駅へ。自分以外に誰もいなかった。
それならばと、バリカンを取り出し、夜空の下で髪を切ることにする。
いいかげん伸びてきたなと思っていたのだが、タイミングが分からなかったのだ。
トイレや温泉でやって、汚しても悪いし。あまり人に見られたくないし。
さっぱりしたわ。
[大体の走行ルート] ※大雑把に示しているため、実際の運転とは必ずしも一致しない
【走行距離:165km/Total:6,074km】
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